M78星雲
ダルメシンポイントでラブジョイ彗星とか撮影したついでに、M78星雲を撮影してみた。
M78星雲っつーたら、ウルトラマンの故郷の光の国な訳だけど、まぁ、なんちゅーか、撮影対象としては、かなり面白みに欠ける(偏見かも知れないけど)。
で、そーゆーマイナーなモノは好きなので、撮影してみた。
M78星雲 800mm f/4 ISO6400 60sec*4
ぶっちゃけ、地味。
ちょっと尺が足りないので(?)、ついでに馬頭星雲。
馬頭星雲 800mm f/4 ISO6400 60sec*4
まぁ、こっちの方がどう見ても派手ですなぁ...
で、今回、考察してみたいネタはこれ。
60秒露出をNexGuideでオートガイドしてるのに、こんなに流れてる件。これはM78を撮影した写真の右上隅の等倍切り出し。ついでだけど、光軸は結構安定してきた。
調べてみたら、ラブジョイ彗星やフィンレー彗星を撮影してるのはこんなに流れてない。ちょっと楕円にはなってるけど、まぁ、円。
ところがM78星雲や馬頭星雲を同じ60秒でオートガイドしてるのに、こんなに流れてる。
たまたま、M78星雲を撮影してたのに、人工衛星が回転しながら飛んでるらしいのが写りこんでたので、そこを等倍で切り出してみる。
これはあまり流れてない。
比べてみると、人工衛星の軌跡がまっすぐだとあまり流れてない。ぐねぐねしてると流れてる。
だから、これはガイドの誤差が大きいか否かって事ではないかと思うけど、どうだろう?
これがRA方向かDEC方向か調べてみようと思って、ステラナビゲータで馬頭星雲付近に赤緯線と方位線(垂直方向)を入れてみた。
流れてる方向に緑色で線を引いて、ステラナビと同じ角度に回転させてみると、RA, DEC方向へのズレでもなく、垂直方向のズレでもないらしい... (じっくり見てたらDEC方向が悪いような気がしてきた)
う~ん??? 鏡筒が水平や垂直に近い時は、あまり流れない... ちょうど45°くらいの角度で撮影すると一番流れやすいような感じがする。
キーパッドへの反応も悪いし、バックラッシュがブリブリ発生したりしてるのだろうか?... のりきゅうさんの Tiny NexGuide Monitor みたいな私には理解できない系のモノで測定したら謎は解けるのだろうか... 神社にお祓いに行けばいいのだろうか... う~む...
« ラブジョイ彗星_20150209 | トップページ | 天真爛漫疎にして漏らさず »
「天体写真」カテゴリの記事
- GS-200RC + x0.75RD 試写(2018.11.30)
- これは何ですか?(2018.11.28)
- ZWO ASI294MC Pro Sixth Impression(2018.11.25)
- ZWO ASI294MC Pro Fifth Impression(2018.11.24)
- マックホルツ-藤川-岩本彗星_20181123(2018.11.23)
拡大すると目立ちますね。
以前、私も同じような症状に陥ったことがあって、対処したのは、
ガイド鏡をしっかり固定と軸合わせをがんばる(笑)
ガイド鏡の固定はヘリコイドの部分のガタが出ないように止めたり、NexGuideの固定をしっかりするようにしました。
あとは、バックラッシュの設定ですね。なんとなくこれが一番の原因な気がします。
バックラッシュの遅れ分前後にぶれるのではないかと考えると一定方向にのみ流れてるように映るのは納得できます。
re:
まさにご神託!
バリっと思い当たったのがNexGuideがガイド鏡でずるずる動いてた事。NexGuideが重いからかコンブケーブルが固いからかアイピースをネジで固定しても、力が加わると動いてました。気にはなったけど、ま、いっかーって撮影してましたが、ま、いっかーぢゃなかったのかもかも。
あれ、うまく固定できるかなぁ... NexGuideが横に大きくてネジ締めにくいのが原因かな... 調べてみます。
バックラッシュも怪しいけど、調整難しそうなので先送りしちゃう (^_^;
投稿: のりきゅう | 2015年2月11日 (水) 02時20分