彗星の撮影タイミング
彗星を撮影してて悩むのが撮影タイミング。普通の星雲・星団なら撮影するにも適した日時があると思うけど、彗星は期間限定だし、太陽の近くにいる時期が明るい時期だったりするので、面倒くさい。
低空は空気が濁ってるのだけど、高い位置に来ると夜明けの影響で空が明るくなる。
どっちも彗星みたいな淡い天体を見えにくくするので、どっちの状態で撮るか?で悩む。
で、先日のボリソフ彗星(C/2014 R1)は、3:50頃と5:20頃の2回撮影したので比較してみた。
まず加工前の1枚写真の比較。
どちらも ISO6400 60秒 5:10頃撮影した写真に比べ青いけど、5:40頃撮影した写真ほど真っ青でもないので、薄明が始まった頃だと思うけど、この2枚を比べると高度を稼いだ方が微光星もはっきりするっぽい。
5:22の方が撮影条件は良かったようで、その後90秒で撮影している。
両方の時間帯から4枚ずつ使って合成したものを彗星付近を等倍で800ピクセルくらいトリミングしてみた。
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見比べると全然違いますね、移動の速さもよくわかりますし尾も出ているのがハッキリしています
条件を比べて違いを検証するなんて・・・流石「違いの判る男」\(^o^)/
re:
多分、60秒 VS 90秒ってゆー、適切でない比較しちゃったからではないかと... (^_^;
違いは色んな事で全然分からないです...とほほ
投稿: らっぱ | 2015年3月 3日 (火) 08時56分