グローバル化とか残骸とか
【グローバル化編1】
モンドシャルナさんに誘われてFacebookの天体写真観測グループってのに参加。
撮影日時は、撮影中心時刻ってので表現するらしい。
撮影開始~撮影終了時の時刻の中心値をUT(世界時)表現するらしい。で時刻は24時間表示ではなくて、小数表現。
世界時は9時間引けばいいだけだけど、24時間を小数表現するのが地味に面倒くさいので、Excelにした。
別にどーってことないExcleシート。セルの書式設定をチクチク設定すればOk。
入力値は、 yyyy/mm/dd hh:mm:ss で指定。換算値はそれをコピって数値表現で小数以下4桁まで表現すればok。
最後の撮影開始時刻は露出時間(秒)を加えないと撮影終了時刻にならないので、E6=D6+(E5/(24*3600))
で求める。
ちなみに、UT変換は C7=C6-(9/24) みたいにすればok。
最終的な表現(黄色いF9セル)が面倒だけど、
F9=TEXT(E7,"yyyy/mm/dd")&MID(F8,2,5)&"UT"
として、日付値を文字列変換したものに、文字列の一部をくっつければok。
【グローバル化編2】
先日、DeepSkyStackerがWindows10だとボタン押せないと嘆いていたら、カメラde遊ing さんからWindowsの言語を英語化すれば大丈夫とご教授いただいたのでやってみた。
まずは、英語用のアカウントを追加。で、そのアカウントでログインし直してデフォルト言語を英語に変更。英語用の資源がダウンロードされるので再ログイン。
見事英語化されるけど、元々日本語用のアプリはそのまま日本語。
バッチシ、ボタン押せるようになりました (^o^) ただ、アカウントを切り替えてしまうので、ライブラリ配下のpictureに配置してるイメージデータは扱えないので、対象フォルダを共有するようにしないと面倒。
で、DSSで処理してみた C/2014 S2。スタックが何故か魔法モードしかなかった... (Stacking Parametersにcometタブが表示されなかった...)
う~ん? ver.は3.3.4なのだけど(日本語環境で確認したら表示されてるゾ??→英語環境でsettingsメニューから入ったらcometタブが出て、それ以降表示されました)
で、DSSで彗星基準で合成してみたら... う~ん...orz 彗星基準合成はステライメージの方がうまく出来た。
ただ、DSSで合成して思ったのは、YIMGと比べて遅いと思ってたDSSもステライメージと比べりゃめちゃ高速...
未だに使い方を理解してないメトカーフ・コンポジットするのが一番良さそうな気はするけど、面倒くさいなぁ...(彗星と撮影時刻を指定したら、ステラナビと連携してブリっと合成してくれりゃいいのに)
【残骸編】
2915/09/21夜、そこそこ晴れた。GPVは夜中から快晴だと言ってる。けど、な~んかモヤモヤした春みたいな空。
彗星は土曜~日曜にたらふく撮影してお腹いっぱいだったけど、ジャック彗星(C/2015 F4)が撮影できてないので西側が暗い金峰山で撮影しようと企画。
途中、なんか忘れ物した感じだったので自販機で車止めて、バッグ類を確認したけど、電源だのバランスウェイトだのを忘れちゃったりしてた訳ではないので安堵して撮影ポイントへ。
で、いよいよ彗星を導入しようとしたら、位置を記録してあるノートを忘れてきたのが発覚。あああ、なんかお尻モゾモゾしてたのはコレだったのか!と悔しがっててもしょうがないので、彗星の撮影は断念する。
つ~か、やっぱりモヤモヤ空でスッキリしてないんだよね...
こーゆー空でも明るく写るのは惑星状星雲だと思ったので、急遽方針転換して、惑星状星雲大会を開催。
M27 = NGC6853, 2015/09/21.6281UT, 4*180s, 20cm f/4.0 Newtonian, Nikon D90 IR mod.,1/2 Trimming
撮影中に21日から22日に(日本時が)変わっちゃったので、勢いでグローバル編で作ったExcelで撮影中心時刻(世界時)を求めて、なんとなくグローバル化な気分w
あのモヤモヤ空で撮ったとは思えないシャキッとした写真が出来たので気分いいしw
モヤモヤ空は水蒸気などが多いのが原因だろうから、影響を受けにくい波長の長い光で撮影すれば改善するハズ!ってな予想が見事的中した事にして、勝手に自己満足に浸るの図ですな。
で、眠いので、これ以外にわんさか撮影してきた超新星爆発残骸とか白色矮星化残骸の写真の処理は仮眠した後で再開するッ 括目して白熱の次号を待てッ!
(ほら、眠いから無理した文章になってるよ。後で読んだら赤面するんだろうなぁ)
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何だかだんだん面倒な事が増えてきましたねえ(^^♪
M27はすっきりとした透明感のあるいい感じで出来上がっています、金峰山はなかなか楽しめる場所ですね(^_^)v
昨夜は湿度は多かったようです、私の鏡筒はびっしりと夜露で濡れていました、ガイド鏡のレンズが曇ってガイド星を見失った事がありました、ヒーターの準備はこれから必要ですね
またしばらくは撮影はお休みになりそうです、あと二三日の最後のチャンスも天気は厳しそうですね
投稿: らっぱ | 2015年9月22日 (火) 21時27分
あぁ!初めてDSSのフル画面を見ました!
しかし、SI7の処理ってそんなに遅いんですか!自分もかなり前に体験版を使ったんですがその辺の記憶がすっぽり抜けています。
使わないうちに期間終了したのかな?
それとも使い方が分からずになかった事にしたのかな・・・。
投稿: カメラde遊ing | 2015年9月22日 (火) 22時21分
to らっぱさん
金峰山は結構いいのですが、昨夜はダメでした。モヤモヤ空で... 特に低空はひどかったです。
ただ、特に濡れてはいませんでした。
満月過ぎて半月くらいになる来月2日くらいまで休眠モードですね...
投稿: けむけむ | 2015年9月23日 (水) 03時39分
to カメラde遊ing さん
SI7、重いです... せめて一括して処理できる機能があればいいんですが、ダーク処理とかコンポジットはバッチで出来るのに、ベクターRGB変換はちくちく手作業です。16枚もあるとマジ勘弁になります...
DSSは遅いけど、ほったらかせばいいので楽です。
YIMGは慣れが必要だと思いますが、テラ高速です。4枚しか合成しないのも潔いです (^o^)... 4枚を4組合成すると16枚合成になりますが、すげー気合い入ってないとやらないですし、綺麗な「作品」に仕上げる事なんか望んでないのでYIMGがちょうどいいです。よーするに何したいか...なんでしょうけど...
投稿: けむけむ | 2015年9月23日 (水) 03時47分
RGB変換はワークフローで一発ですよ(1.2発位か?)
20枚でも30枚でも下処理は数分から10数分で終わります(^_^)v
投稿: らっぱ | 2015年9月23日 (水) 08時03分
ワークフロー?
処理手順を覚えてマクロ的に呼び出す機能があるんですっけ?(全然わかってない)
30枚合成して十数分ならいいですね...(1対象を30枚も撮影しないけどw)
投稿: けむけむ | 2015年9月23日 (水) 08時24分