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2015年10月19日 (月)

Lacerta MGEN Stand Alone Autoguider First Impression

Lacerta MGEN Stand Alone Autoguider を使ってみた。

先週末使ってみたのだけど、カメラが認識できなかった。で、購入したアイベルさん経由で協栄さんに確認したら、ハードウェア障害みたいで交換となったんだけど、それが到着したので、再度動作確認してきた。

R0016278
撮影風景。GS-200RCにレデューサを付けた状態だと、丁度赤道儀の真ん中にオートガイダーを設置して、ギリでバランス取れた。
この状態だと非常にバランスが良い。

大佐「ファインダーが付いていないようだが?」
兵士「あんなものは飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ」
おおおお。どっかで聞いたセリフ。

で、ファインダーはどうしたかってゆーと、アライメント終わったら外す。これが一番いい。機材構成はシンプルな方がいい。

なので、撮影手順としては、
1. 機材をファインダー付で組み上げて、極軸望遠鏡で、おおまかに極軸を合わせる
2. 2スター・アライメント
3. 基準星を追加してアライメント×3
4. ポーラー・アライメント
5. 星を導入してみて、カメラのライブビューで導入精度を確認して問題なければファインダーを撤去
6. 撮影対象を正確なGOTOで導入
6.1 正確なGOTOのための基準星をカメラのライブビューで中心に位置調整
6.2 目標を導入
6.3 目標が比較的明るい場合は試写して位置確認
6.3.1 位置がズレていた場合、カメラのファインダーで明るい星を目印に微調整
7. M-GENで 'Star search'
7.1 New search
7.2 gui mask で星の大きさを確認して、gain, exp を調整。 gain 6 で exp 100~1000 くらいで調整できる事が多い。明るい星の時は gain を 2まで下げつつ調整。星像は画面上で2mm程度になるくらい(1ドットではない正方形。2*2か3*3ドットくらいだと思う)まで絞る
7.3 Caribration
7.4 AG start
7.5 drifts 表示に切り替えて、安定するまで静観
8. 撮影開始
9. ヒマなので、スマホでタイマー仕掛けて車でゴロゴロ
10. 終わったら撮影結果を確認して一喜一憂
---> 6. から繰り返し

ってなコトになる。
だから、撮影中にファインダーが登場する機会がない。外してしまうと左右対称性が高いのでバランスがとても取りやすい(機材を組む時にファインダーを外した状態でバランス調整すること)


で、肝心のM-GENの First Impression

「すげぇ!」

これが正直な第一印象。あんな小さなカメラなのに、ホントにどこに向けてもいくつかガイド星が見えてる。
アクロバティックな体勢でガイド星を探して、アイピースとオートガイダーを付け替えて、感度だのノイズだのを調整する、今までの苦労は何だったんだろうかと呆然としてしまった。
ただ、NexGuideで苦労するのは様々な考察のために必要なステップだったと思う。
あれがあったので、M-GENはマニュアルはほとんど読まなくても使える。たぶん、結構いい感じで使えてると思う(撮影した結果から判断)。

R0016275
初期値のままだと結構 Driftsは暴れてるので、ガイド・パラメータを調整する必要があるけど、ここの感覚は間違いなく NexGuide のドM苦行で身につけたものだと思う。
オートガイド、場数踏むのが重要だ。

撮影時は、このDrifts がかなりフラットな状態にできた。ただ、時折、何度か大きな波が繰り返す事があった。
風の影響なのか何なのか不明。

Photo
撮影結果。連続撮影した8枚から等倍切り出ししてみた。
ちょっと斜めに長くなってるので、もちょっと調整が必要だと思うけど、オートガイダーのパラメタ調整で Drifts のグラフ調整から試してみよう。
しばらくは試行錯誤が必要だろうけど、初日から、このレベルでガイド出来たのは、M-GENの凄さだと思う。

100mmレンズ(口径30mmくらいしかない!)で、どこに向けても星が見つかるって、どうよ?と思ってたけど、これが驚くべき事に本当に見つかる。
禁断の秘術でも使ってるんぢゃね?と思う性能。今回は西原村でかなり空が暗い場所だったので、もっと明るい自宅ベランダだとどうなんだろう?これは試してみよう。


で、今回、西原村の新しい観測ポイントを発見。

R0016258_2

R0016259

R0016257
道路沿いにちょこっと広くなってる場所があるので、車横づけ。西側は崖になってる。どっちみち熊本市の光害でどうしようもないので、風避けに崖があるのは都合がいい。
北側もちょっと明るいけど、ギリでなんとか...って感じ。東側と南側はかなり暗い。
で、東側と南側に電線がない!ここ重要。やりたい放題できる!
(北側は低空に電線あるけど、ほぼ影響なし)

ただ、道路際なので、車が来るとライトの影響はある(方向にもよるけど、思ったほどではなかったし、そもそも交通量は少なく、22時過ぎれば、3分を8枚露出してる間、1台しか通過しなかった)

R0016264
こんな感じ。で、ここから入った農道の先に車を回せるくらい広くなってる場所があるので、そこまで引っ込んでしまえば完璧なのだけど、道幅がギリなので躊躇して今回は行ってない(徒歩で探査した)。
日中は農作業のトラクタとかが来るかも知れないので夜になってゴソゴソするのが良さそう(この日は夕方明るいうちからロケハンしたけど、人の姿はまったく見えなかった)


で、M-GEN関連で、もひとつ。

R0016270
M-GEN とカメラを接続するケーブルと、M-GENと赤道儀を接続するST4ケーブルだけど、NexGuideほどではないにしても、かなり硬いケーブルが添付されてる。
カメラ接続はストレートのLANケーブル(2m)で代用できるので、柔らかいのを探してくるのがいいと思う。ST4ケーブルものりきゅう印のしなやかケーブルを使ってるので、とても具合がいい。
M-GENには、ガイド状況を示す Drifts グラフ表示機能があるけど、モノクロでちっちゃいので、'ST4 Monitor Tiny' を使う方が楽しい (^o^)


このケーブルを使ってみたら、とても具合が良くなりました (^o^)

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コメント

つ、ついに…
苦節#@?年…念願の誘導装置でピンポイント攻撃が可能に…ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

M-GENの実力は素晴らしいようですね(^_^)v
これで輝かしい戦果が沢山積み上がって行くのでしょうね((o(´∀`)o))ワクワク
織姫からもエールを贈ります…
フレー♪…フレー♪…けむけむさん!ヽ(^o^)丿

素晴らしい、期待通りの成果が出たようでこれからの活躍が期待できます(^_^)v
ガイドの苦労は私もずいぶんやってきたので良く分かります、スタンドアローンとPHDでの違いはあれど
苦労の期間は肥やしになっておりますです。
1600mmでのガイドは問題が無さそうですね、高感度と100mm位の軽快な装備でここまで出来るのは
ホントに凄いと思います
新ポイントは仕事帰りにちょっと居酒屋感覚で行くにはちょうどいいみたいですね、ただ私が割り込むエリアが
無さそうに見えます・・・(^^;)

織姫さん
苦節は1年位なんです(短ッ)

らっぱさん
確かに1台しかスペース無いです
農道のさきに1台おける場所はありますが狭いです

オートガイダー凄いですねぇ〜。D30mm,f100mmでこの性能ですか。驚きです。あとは冷却CCD+フィルターホイールですね。貯蓄に励んでください。

モンドシャルナさん
M-GENスッゴいです。スマホより小さくて軽いハードウェアなのに、がっつりオートガイドしてくれます。PC不要ってのが嬉しいです。
CanonだとカメラもコントロールできるようですがNikon一族なので、そこはアレです。
で、冷却は宝くじ当たったら考えます(^_^;)

M-GENをキーワードにしたら、こちらに飛んできました。(笑)
観測点、素晴らしいですね。人工物が見当たりません。
ところで、ST4 monitor tinyですが素晴らしいですね。
オヤジも欲しくなったので、メール照会中です。

あらら、いらっしゃいませ (^o^;
いい場所なんですが、今は、南阿蘇方面への迂回路になって車多いので、撮影には不向きです。
このスグ近く(100mくらい)が牧草ロールポイントで、最近は、そこなんですが、先日、イノシシがウロウロしてて怖かったです...

で、ST4 monitor tiny ですが、M-GENで使った場合、グラフが表示される場合とNGの場合があって、のりきゅうさんもM-GENでの動作保証はできないって回答なさるかも?

あれま!、そうでしたか。
会社も違う二台、伝送方式も違うでしょうからね。
M-GENは、素晴らしいですけと。お医者さんの聴診器の様な物も欲しいと思ったのですが。(汗)
ところで、けむけむさんのAVXですが、M-GENでオートガイドする時、ハンドコントローラでアンチバックラッシュの値をdefault以外に調整されてお使いですか。
昼間、オートガイドのテストは出来ないので効率悪いです。(笑)

基本的に、どっちもST4なので、monitorはST4なので、グラフ化できるような気はしますが、実践してみて、うまくいかない時があったと思います。
電源On/Offタイミングとかの問題だったかも知れませんが、もう忘れちゃいました (^o^;

のりきゅう先生は、AVXのハンドコントローラをbluetoothかなんかで無線化もされてたような気がしますが、勘違いかも?

電源のタイミング、、、成程解ります。
AVXのハンドコントローラをbluetoothとか、AVXのベルトドライブとか、Lin_guiderのりきゅうバージョンとか、普通の方じゃないですね。(汗)

天体やってる人って、何者ッ!?と思う人、多いですよねぇ

あ、M-GENでアンチバックラッシュは調整してないです。
ギア詰めちゃって以降、あんまり気にしてないです。

アンチバックラッシュの件、ラジャー

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