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2016年8月13日 (土)

ASI1600MC-Cool third impression

ASI1600MC-CoolとGS-200RCの組み合わせは確認できたけど、BKP200/F800で合焦するのか?がすっごい気になってる。

ので、やってみた。

Dscn0223
コマコレクタ(baader planetariumのMPCC MARK III)を接続して

Dscn0224
BKP200/F800 はこの位置で合焦したので、バッチシ。

Dscn0225
右側にあるのが、Nikon -> マイクロフォーサーズのレデューサ

交換してみて、合焦位置はほとんど変わらず(微調整程度)。

T100ha_26
こんな感じに遠くのアンテナを撮影して画角を比較してみた。

Asi1600mccool_
レデューサ無しだと中央部分が撮影範囲。レデューサを使うと周辺まで拡大する。ゲインや露出時間は変更してないので、明るくなったのも分かる。

こんな風景ではレデューサを使っても、像が悪化したようには感じないけど、天体写真はシビアなので、像の具合は実写してチェックしてみよう。


惑星状星雲、球状星団は試写したので、その他を確認。

ファン・ビースブルック彗星
53p_20160812crop
53P/Van Biesbroeck, 2016/08/11.6574UT, 8*128s, 20cm F6.0 Ritchey-Chretien, ASI1600MC-COOL(Binning=2, Capture Area=3492x2640, Gain=300, Exposure=128, Temperature=0.1), 1/2 Cropping, mag=15.4(SI7)

南側は熊本城だの市役所だのがある方向で笑うくらい明るいから、かなり無茶だったけど、撮ってみた。辛うじて分かる程度だけど、ベランダで15等級の彗星が確認できたのでビックリ。

NGC6946銀河
Ngc6946
ケファウス座と白鳥座の境界線上にある銀河。
Binning=2, Capture Area=3492x2640, Gain=300, Exposure=128*16, Temperature=0.1
物凄く淡かったので炙ったらザラザラ。もっと露出を長くすれば良かったかも。
D7000のISO6400で128秒も露出したら飽和してるハズなので、ASI1600MC-Coolの感度はISO6400より低いかも知れない。とにかく、ベランダでも45度以上あれば、180~240秒くらい露出できるかも知れない。

アイリス星雲
Ngc7023_2
これもケフェウス座にあるモヤモヤ系。南側は物凄く明るいし東側にはマンションの壁しか見えないので、西~北、もしくは天頂付近しか狙えないので、なんだか分かんないけど撮影してみた。
この手のモヤモヤ系はさすがに空が暗くないと厳しい感じ。露出を倍くらいかけたら、もう少しマシになるかも知れない。水平方向にシマシマが出てるような...
Binning=2, Capture Area=3492x2640, Gain=300, Exposure=128*16, Temperature=0.1

網状星雲
Ngc6960_128
こちらも露出不足ですね。
Binning=2, Capture Area=3492x2640, Gain=300, Exposure=128*8, Temperature=0.1

Ngc6960_256_s
例の0.7倍レデューサ付アダプタを使ってみた。画角は広がって、星雲の写りも良くなったけど、周辺減光ならぬドーナツ状減光が発生した。

Ngc6960_256_fl
フラットエイドで誤魔化してみようとしたら、ドーナツ状減光なんて怪しい状態はうまく行かない。

Ngc6960_256__
レデューサを付けた状態で作ったフラットを使って補正すると、そこそこ補正できた。

Photo
レデューサ付の上にレデューサ無しを重ねてみた。こんなにカメラを回転させた記憶はないんだけどなぁ...

2
斜めだと画角が比較しにくいので角度を戻してみた。0.7倍レデューサつーくらいだから、こんなものか...

_

__2
ドーナツ状減光は発生するけど、周辺部の星が伸びたり変形したりはあまりしていないようで、使いようによっては、結構イケるかも?って感じ。

NGC7331銀河
Ngc7331
これまた露出不足
Binning=2, Capture Area=3492x2640, Gain=300, Exposure=256*8, Temperature=0.1
これはレデューサを使っていない。


【今日のまとめ】

ASI1600MC-Coolの感度はGain=300ではISO6400より低そう。

かなり長時間露出に耐えるような感じなので、Gain=300で256~512秒くらいは露出できそう(F6鏡筒で天頂付近ならば)。
Hp1
網状星雲で256sec.露出したら、ちょっと溢れてたかも。自宅では頑張って256sec.ですねぇ... 山だと512や768くらいいけるかな?
(SharpCapの露出が1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256..って刻み。256の次は512, 1024 になってるかな?)

Gainを上げると(max=600)、感度は上がるけど、ザラザラになるので、撮影時は300程度が良さそう。導入時は600まで上げると、うっすらと星雲も見えたりして位置合わせができる(10等級程度の銀河は見えた)。

例の怪しげなレデューサ付アダプタ(STOK ニコンFマウント - マイクロフォーサーズマウント フォーカルレデューサー(広角補正レンズ内蔵)アダプター N/G-M43(F_R) )を使うと、しっかり画角は広がって、APS-Cの時と同じくらいにはなってる感じ(要確認)。
ただし、周辺(ドーナツ状)減光が激しくなる(予想通り)が、フラット補正すればなんとかなりそう。

バッテリは高速充電ケーブルを使用して、RS-232Cは導入時以外は外す運用で使用状況をチェックしてみた。
3
残量が80%くらいになったら、一度、電源ケーブルを抜いて再接続すると充電が開始される(それまでは接続しててもバッテリが自力で頑張るっぽい)。
充電しつつ、省電力運用すれば、一晩はなんとかなりそう。
高速充電モバイルバッテリではパワー不足なようで、残量が漸減。やっぱ、PowerTank17のUSBポートから直接供給するのが正解。


【追記】 あぷらなーと師匠からのコメントにあったマゼンダってこんなんですかー?

Ngc7023_2
淡いのを無理やりレベル調整して彩度上げてコントラスト強調すると、マゼンダが湧いてシマシマが浮いてくるようです。

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コメント

おお。すんごい情報量!
この短期間に色々な実験、さすがですね。

アイリス星雲、確かにシマシマノイズらしきものが出ていますね。
ちなみに私の個体は、強めの画像処理をすると画面の左にマゼンタかぶり、
画面の右はグリーンかぶりが出るという奇妙な症状に悩んでいます。
そもそもカメラ本体に起因するものか不明ですが・・・。

今夜は諸般の事情で遠征できなかったので、ペルセ群はあきらめて、
実家の庭でセカンドライトにいそしんでいます。(M27以外に面白い対象を見つけたので・・・)
・・・オフアキとか、ポーラーマスターとか、ADCとか怪しいグッズが色々出番を待っているのですが、
根が不精者ゆえ、またの機会になりそうです。

炙ると左右の端からマゼンダが湧いてきますね。
多分、カメラ依存ではないかと思います。強烈に両側からマゼンダが出たのを追記しておきますね。

オフアキが必要になりそうな筒ですもんね (^o^)
こんなに色々面白かったら出不精なんて言ってられないですよ。満月で、どう写るか?なんて興味まで湧いてきちゃいました (^o^)

ああ、なるほど。追記の画像、ありがとうございます。これはとても分かりやすいですね。
私の個体ではシマシマは出ませんが、グリーンカブリとマゼンタカブリは少々キツめです。
たぶん、個体差なのでしょうね。

さて、昨夜のM33-400枚コンポ作戦が玉砕してあまりに悔しいので、今夜はプチ遠征決行予定です。
そこそこ暗い空ではどうなのか、実験してみます♪

よ、よんひゃくぅ?15秒としても、100分?
で、玉砕ですか... あまりに淡いと炙っても出てこないとか... 60秒で100枚だったら、どうだったんでしょうね?

こちらも遠征したい気分ではありますが天気予報は曇りですし、すごく透明度の悪い空なので、残念な遠征になりそうで、躊躇してます。

部屋から夜景を写して、3x3 ビニングだとどうなの?とか、ゲイン300と400ではどうなの?とか山積みの疑問を実験してみようかとも思ってます。

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