ASI1600MC-Cool Sixteenth Impression
2016/10/01 に撮影してきた写真の画像処理過程でのノイズ変化
撮影パラメタ(主要なもの)
[ZWO ASI1600MC-Cool]
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=RAW16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=96(Auto)
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=400
Exposure=120
Timestamp Frames=Off
White Bal (B)=99
White Bal (R)=50
Brightness=122
Gamma=50
Temperature=2.3
Cooler Power=24
Target Temperature=0
Mono Bin=Off
Subtract Dark=None
フラット補正後(Gain, Expなどを合わせてあるため、ダーク補正無しのフラットで同時にダーク補正も処理)
フラットのホット&クールピクセル除去後(このファイルを位置合わせせずにコンポジットしたものをフラットとして Fits 保存し、ライトフレームのフラット補正用ファイルとして使用)
フラット(と同時にダーク)補正して画像処理したもの
若干、周辺減光が残ってるけど、まろやか(?)になってる
けむけむ特製フラット用のアレの効果は絶大(と思いたい)
フラット処理すると、全体に暗くなって、S/N比が向上してる(と思いたい)
0℃でも、けっこーなダークノイズ出てる。Binnigしないとダークノイズが目立つ(ような気がする)... 2x2Binnigした時よりも。
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コメント
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何時も、超参考になる掲載、ありがとうございます。
ダークもフラットもやった事ないので、ホット&クールピクセルもした事無かったですが、かなりきれいに消える物なんですね。
ダークは、良いとして、フラットは、薄明の頃まで絶対目を開けてられないし、EL何とかは大掛かりで、躊躇してます。
投稿: オヤジ | 2016年10月 4日 (火) 03時29分
ダークとフラットは効果あります。ホット&クールの方がさらに効果が大きいようです。
Fits(1枚でいいので)を取り込んでホット&クールをパラメタを変えて何度か試して、よく消える値を見つけると良さそうです(撮影条件でパラメタ変わるような気もしますが、そこは確認してません)
フラットを薄明で撮影するってのは、肉眼で6等星が見えるような場合だと思います。普通の場所であれば、撮影時に同時に撮影して大丈夫と思います。
ここで使ってるフラットもライト撮影直後(午前0時頃)に撮影したものです。
トレーシングペーパーなどを鏡筒の前に付けて、撮影時と同じ条件(Exp, Gain, Temp)で数枚撮影すれば、それがフラット&ダークになるので、便利です。
投稿: けむけむ | 2016年10月 4日 (火) 05時02分
天気が悪いと、晩酌して19時には寝てしまい、2時頃から新聞屋さんを待ってます。(笑)
薄明時って、そう言うことですか。明るい夜空なら、自信有ります。
乾燥空気を送るので、フードを使うのですが、フードの先端にトレーシングペーパーを付けても良いのですか。00時ならだいじょうVです。(笑)
投稿: オヤジ | 2016年10月 4日 (火) 05時16分
フードにトレーシングペーパーでもOkと思います。
撮影時に、何も条件変えないで(撮影場所も動かさないで)、そのまんまトレーシングペーパーで大丈夫と思います(月や1等星が写り込んでいなければ)
>晩酌して19時には寝てしまい、2時頃から新聞屋さんを待ってます
超健康的ですね (^o^)
こちらは、起きたら左肩が痛くて寝れなくなったので、トホホ中です...orz
投稿: けむけむ | 2016年10月 4日 (火) 05時23分
ありがとうございます。
それなら、何とか成りそうです。
早速、DIYでトレーシングペーパー数枚他、買ってきます。
AVXを入れる洗濯カゴから、お世話になりっ放しで。(汗)
投稿: オヤジ | 2016年10月 4日 (火) 05時32分
フラットもダークも1枚ずつなんですか?
投稿: のりきゅう | 2016年10月 5日 (水) 00時58分
フラットとダークを兼用のもので、4枚コンポジットしたFitsを使ってあります
投稿: けむけむ | 2016年10月 5日 (水) 05時07分
なるほど。
フラット画像の中にあえてダークノイズを残すことによって、ダークとフラットを同時に補正できるというわけですね。このやり方良さそう♪
投稿: あぷらなーと | 2016年10月 5日 (水) 05時30分
手抜きですが、多重露光しなきゃ、これでいいかな?と(^_^)
投稿: けむけむ | 2016年10月 5日 (水) 07時18分
ディザリングはなしでしょうか。
センサーのノイズムラには結構、効きますよ~。
投稿: のりきゅう | 2016年10月 5日 (水) 10時42分
効果ありそうな気はするのですが、
M-genのカメラコントロール信号でwindows上で動作するSharpcapを制御する必要があるので諦めてます
投稿: けむけむ | 2016年10月 5日 (水) 10時54分
あれ?ディザリングはオートガイド信号を制御して、撮影毎にガイド位置を少しずつずらして撮影するだけなので、カメラ側は関係ないような気が。。。
投稿: のりきゅう | 2016年10月 5日 (水) 13時45分
撮影する範囲がちょっと違うので、移動させる時は撮影しないように同期とってやらないとダメな気がします
投稿: けむけむ | 2016年10月 5日 (水) 14時31分
あぁなるほど、シャッター動作の検知ができないのかー。ちょっとネックですね。
オートガイドと撮影コントロールが一体化してると楽なんですけどね(^^;
ノイズを消すのにダークやフラットも大事ですが、センサームラを含めるとディザリングが本命だと考えてます(^^)
投稿: のりきゅう | 2016年10月 5日 (水) 14時45分
ティザリングは効果ありそうなので、m-genのカメラ制御信号を変換するナニか必要と思われます
もしくはwindowsで動作するオートガイドアプリでキャプチャソフトのコントロール
Sharpcapがガイドとティザリングを実装しそうな気も、ちょっとします
投稿: けむけむ | 2016年10月 5日 (水) 15時37分