2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

« APT(Astro Photography Tool ) をセットアップ | トップページ | Cartes du Ciel (CdC) での彗星の探し方 »

2017年1月30日 (月)

APT(Astro Photography Tool ) をセットアップ 星図編

APTに簡単な星図とメシエとNGCの明るい天体のリストはあるけど、彗星の導入には、星図ソフトと連携させることが必要らしい。

で、その星図ソフトは 'Cartes du Ciel' ってのらしい。なんか字面から、おふらんすの香りが漂ってくるような気がしちゃうけど、公式の英語ページを見つけた。

Download のページから、 Software, 追加星表, 星雲などのデータがダウンロードできる。

全部インストールすると、かなりディスク食いそう。デスクトップはいいけど、現地に持って行く、なんちゃってパソコンはOS領域が64GBしかないので、追加星表などは我慢しよう。

Cdc
インストールは何も悩む部分は無く、Next をクリックすればOk。

Cdc_3
起動すると観測地の場所指定。

Cdc_4
超簡単に起動した。

日本語化もできるらしい。

Cdc_5
こちらのページに書いてある通りにコピーすれば、次回起動時は日本語化されてた。こちらも超簡単。

操作性はステラナビゲータと大きく違うので、かなり戸惑う。移動するにはカーソルキーを使ったりするし。

彗星データをダウンロードすることはできたけど、彗星の名前で検索する方法が分からない... こりゃ、しばらく悩めそう。

Cdc_6
エンケ彗星が居た。このハードコピーだと「火星」が入ってるところで検索できるんだけど、「2P」では検索できない...

念のため「2P/Encke」と入力したら検索できた!... って、エンケ彗星はいいけど、45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova とか入力しなきゃならないの??(やってみたら、ダメだった...)

う~ん... MPCのリストにある名前を入力したけど、検索できないなぁ

小惑星は番号だけで検索できる...

Cdc2
表示する彗星を光度で絞り込める機能があった。デフォルトが4等級になってたので、ほとんど彗星がいなかったって事らしい。

Cdc3_3
無事、C/2017 A3(Elenin) が表示できた。彗星データはMPCからダウンロードされているので、バッチシなはず。
Cartes du Ciel と望遠鏡、APTの連携はまだ出来ていないので自動導入や導入補正はこれからの宿題。ステラショットをやったことないので、どうなるか興味津々。
暗い彗星の導入精度向上に期待。


星見屋さんから貰ったメールに重要なことがいろいろ記載されてたので、引用させていただきます。

星図ソフトとの連携

Cartes du Cielは彗星の軌道要素をネット上のサーバーからダウンロードしてくれるので、軌道要素を気にする必要すらありません。
→[設定]-[太陽系]で表示されるダイアログに[彗星]があって、MPCのファイルを読み込むことができるので、軌道要素は好きな時に更新できるようです。

操作方法がステラナビゲーターとかなり違うので慣れるまではイライラするかもしれませんが、かなり便利です。
→操作方法が違うのは瞬時にわかります。星図ソフトは慣れの影響が大きいようで、キャプチャの操作はSharpCapとかなり違うけど、スグに慣れて違和感消えましたが、CDCに慣れるのは時間かかりそう。

星図上の画角表示もAPTからデータを受け取って表示しますし、星図上のポイントをShift+クリックで移動先としてAPTに渡すこともできます。
ステラショットのような導入補正はAPT上では「PointCraft」と呼んでいますが、位置解析を行うソフトのインストールが必要です。
位置解析を行うソフトはPlateSolver2またはAllSkyPlateSolving(ASPS)でどちらもAPTの「PointCraft」設定画面からダウンロード用のリンクが用意されています。
PlateSolver2が解析は早いようです。ASPSはかなりの部分を日本語化しました。
理屈を理解するにはASPSがわかりやすいのではないかと思います。
どちらもかなりの量の星図データをダウンロードしなければいけないので、事前の準備が必要ですが、うまく動くのを見るとなかなか感動します。
→ここは、うまく動作するまで歯ごたえありそう...

カメラの冷却について

APTは段階的冷却が行えますが、カメラのヒートショックを抑え、結露を防ぐためにおよそ1分間に3~5℃程度の冷却をお勧めします。
Cooling Step を3~5、Pauseを60 とすればおおよそこのような動きになります。
Pauseを短くするならCooling Stepも小さくすればいいわけです。

なお、終了時には段階的な常温への戻しが必要でそのためにはWorming Aidを使用します。設定項目の考え方は同じです。余裕があるなら冷却時よりもゆっくり戻す方がカメラには優しいです。

実は冷却能力にも注意を払っていただきたいのです。
冷却能力はライブビュー画面の左にある「Status」セクションの中のカメラアイコンと稲妻のようなNのマークのアイコンの行に%で表示されています。外気温の変化に対してセンサー温度を一定に保つために、60%程度以下で運用するのが良いようです。

ASI1600MM/MC-Coolは外気温マイナス45℃、ASI071MC-Coolでは外気温マイナス40℃が最大冷却能力となっていますが、設定温度を最大にしてしまうと、外気温が上昇したときにセンサーの温度も上昇してしまう(冷却しきれない)ケースが出てきます。

このような外気温の変動に対するバッファをこの冷却能力を見て判断してください。限界に近いところの温度では、設定温度の変化に対して冷却能力の変化はものすごく大きくなります。
→ここは重要そうだったので、ほぼまるっとコピペです。
APTは徐々に温度を下げて結露防止に有効そうだと思ってましたが、撤収時に徐々に温度を上げる機能まであったとは!
あんまり激しく温度制御すると消費電力も増大するし、カメラにも悪そうだと思ってましたが、やはり、そうらしいので、思いっきり下げまくってる諸兄は要注意ですね (^o^)
私は外気-20℃くらいでやってたので、思わず「デスヨネー」と言っちゃいました (^o^)

フラット

Flat Aidもぜひ試してみてください。
Flatの光源(明るさ)に合わせてFlatの撮影Planを作成してくれます。それに従って撮影すればFlatデータが揃う、と言う流れです。

→これまた興味深い機能があるようです。最近、Dark-Flat兼用でLightと同一条件で4枚くらい撮影してフラット作って、一回の補正でやっちゃってますが、ASI1600MC-Coolは温度管理できるので、温度・露出時間別にダークを準備しておくのもいいかも。
フラットはゴミが移動するので、毎回撮影がいいと思います。

APT使いこなせば、ものすごく便利で強力かつリーズナブルと思います。まずはユーザ・ガイドの日本語化かと思ったけど量があるので、ここは自動翻訳ですかね...

« APT(Astro Photography Tool ) をセットアップ | トップページ | Cartes du Ciel (CdC) での彗星の探し方 »

APT」カテゴリの記事

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

天体写真」カテゴリの記事

コメント

次はこれですね。(笑)
すごく関心あります。おフランス星図に慣れれば導入補正も使えるなら、頑張ります。
と、言うか、今夜はAPTを実習したいと思ってます。
お仕事、お疲れ様です。

おフランス星図は、CdCと言うと、
通っぽいみたいです\(^^)/
これに慣れないと自動導入、位置補正が出来ないっぽいです、
今夜晴れたら、キャプチャのテストの続きです。
星図との連携、APTと望遠鏡の連携は週末以降になるので、どんどん進めちゃってください

はじめまして。
星見屋さんの facebook にシェアされた記事を書いたものです。
誘導されてまいりました ^^;

1. ステラナビゲーターとの連携

APTは解析された座標を ASCOM の Telescope.SyncToCoordinates Method で赤道儀に投げているだけです。
ですので以下の方法でステラナビゲーターとも連携可能ではないかと思います。

・ステラナビゲーターで、赤道儀にASCOM接続する
・ステラナビゲーターで、オブジェクトを導入する
・APT で Shoot -> Solve -> Sync する
・ステラナビゲーターで、再びオブジェクトを導入する(補正された位置に望遠鏡を動かす筈かと)

また APT の Object Browser の Custom タグには、望遠鏡のRA/Decを取り込む機能もあります。
ステラナビゲーターから導入した後で、この機能で登録することも可能です。
ASCOM Simulator を使えば、望遠鏡を接続していないときに登録することもできそうに思います。

2. ディザガイド

私は PHD2 でオートガイドしております。APTからディザリング可能です。
以前はランダムなディザリングしかできませんでしたが、昨年 Spiral というモードの追加を提案して追加していただきました。これが M-GEN の Snake と同じ動作になっています。

以上、お役にたてば幸いです

はじめまして。FaceBookの記事、参考にさせていただきました。ありがとうございます。
ステラナビゲータとも連携の可能性があるとの情報ありがとうございます。

CdC、慣れていないので、とっつきにくいですが、彗星を追いかけるには、CdCのほうがいいかも?とちょっと考えてました。ただ、撮影した後の彗星の特定と光度測定は、ステラナビの方が良さそうな気もしてます。

Telescope.SyncToCoordinates Method って、Windows API か何かみたいな名前ですね (^o^;

FaceBook承認ありがとうございます。FaceBookはいまだに、何をどうすりゃいいか分かってないので変なことしてたら、申し訳ありません。

素晴らしい。
APTの運用方法が徐々に明らかになってきましたね!

ようやくお仕事が落ち着いてきたので、私も間もなく復帰しますよ~♪
とりあえず手持ちの撮像データのノイズ処理でゴソゴソしたいことが残っているので、まずはそこから。

APTに関しては、私の場合、K-ASTECのコントローラをASCOMで制御するという壁が立ちはだかってるので難儀しそうですが、最悪、アトラクスではなくてEQ6PROで運用するという手も残ってますし(笑)。

おお、あぷらなーとさん、復帰間近ですか?マジかッ(しみじみ、オッサンになったなぁと... いや、爺でした...)

手持ちデータのノイズ処理ですか?またしても必殺奥義ですか? (^o^) 期待してます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2082015/69409804

この記事へのトラックバック一覧です: APT(Astro Photography Tool ) をセットアップ 星図編:

« APT(Astro Photography Tool ) をセットアップ | トップページ | Cartes du Ciel (CdC) での彗星の探し方 »