APT(Astro Photography Tool ) の Aim 機能
先日、APTを使って目的の天体を写真の中心に持ってくる方法として、
1. 星図ソフトで対象天体を指定して、導入
2. 撮影場所確認のため試写。10秒くらいでShoot ---> 対象が見えたら 7. へ
3. Scope Pos
4. Solve
5. Sync
6. 星図ソフトに戻って、再度導入 ---> 2. へ戻る
7. Shot で写った対象天体と周囲の明るい星の位置関係を確認
8. 1秒露出くらいで、Live View しながら、N, E, W, S で望遠鏡を制御して対象を好きな位置(普通中央)へ移動
9. Gain や露出時間、枚数を確認して、Start
とコメントに書いたところ、Tezさんから、Aimって便利な機能を、教えて頂きました。
実際の撮影では試してないけど、机上でやってみたら、めちゃ便利そうだったので、記事にしておきます。
対象を導入する事には成功したけど、中心をちょっと外してる... って事、多いですよね?
そこで、Ponit Craft して、撮影した画像の中心のRA, DEC を求めた後、Aimボタンをクリック(ボタンの色が変化)。
写真の中心にしたい位置をクリックすると、大きな同心円がポイントされ(小さな同心円は写真の中心位置)、RA, DEC の値が設定されます。
ここで、GOTO++ ボタンをクリックすると、自動的に、クリックした場所へ望遠鏡を動かす機能のようです。
N, E, W, S ボタンでチクチク移動させ、撮影しては確認する方法と比べて、めちゃんこスマートだし速そう!何より神経病まなくて済みそう!
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驚きの機能!満載ですね。
矢張りCdCとの連携は、必要なんでしょうね。
机上って、どんな流れですか。ステラショットの導入補正だ!
投稿: オヤジ | 2017年2月10日 (金) 07時32分
机の上でカメラも接続せずにやってみただけなので、机上っす
今から福岡だけど、テラ寒そうです(-_-;)
投稿: けむけむ | 2017年2月10日 (金) 07時37分
この機能はCdC無くても大丈夫と思いますよ
投稿: けむけむ | 2017年2月10日 (金) 07時40分
出張前の、お忙しい時間に、ありがとうございます。
面白そうですね。(やってみる夜空が無いですが)
お気をつけて、お出かけください。
投稿: オヤジ | 2017年2月10日 (金) 07時54分
駅で凍死寸前です(-_-;)
投稿: けむけむ | 2017年2月10日 (金) 08時21分
こんばんは
PoinCraftの簡単な使い方
・Cielで撮影したい場所を真ん中に持ってくる
・Shiftを押しながら、PointCraftのCenter FOV at positionのところのobjects+ボタンを押す
・Cielの中心座標がAPTに入ります。これでGoTo+ボタンを押します
これだけ。勝手に撮影⇒解析⇒再導入をやってくれます
PointCraftのsettings・・・ボタンで許容誤差ピクセル数を設定できます
あらかじめ家でCielを使って座標を保存しておけば現地では星図を開く必要はありません
(保存はFullバージョンしかできないかも)
撮影済みの画像を解析して同じ場所に導入するのもGoTo++ボタン一発です
ご活用ください。
3.3の日本語ツールチップもうじきできますのでお待ちを・・
今回は追加機能が多いです。APTもついにしゃべるようになりました。
投稿: Tez | 2017年2月11日 (土) 22時46分
Tezさん、情報ありがとうございます。
勝手に撮影⇒解析⇒再導入って、すごいですね!
3.3 の新機能にサウンド設定ってあったのは、しゃべるんですか (^o^;
投稿: けむけむ | 2017年2月12日 (日) 03時35分