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2017年2月

2017年2月21日 (火)

続々・野望潰えるの巻

やっぱり、往生際が悪いので、例の笠井の x0.5 レデューサを今度は、こうしてみた。

Dscn0571

何が変わったか分かり難いので、図説。

Photo

上の組み合わせではダメだったので、下でやってみたのが最初の写真。

Photo_2

これで、合焦点するのかッ?!

周辺像はどうなのだッ?!

周辺減光はどうなのだッ?!

括目して次号を待てッ!!  ... いいのか、全然ダメだったって書きにくい雰囲気作っちゃったゾ...


あぷらなーとさんが括目されてるので(?)、やってみた。

Capture_0002

近所のアンテナで合焦を確認。GS-200RCの延長筒を全部使っても、ちょっと届かなかったので、延長筒をゆるゆるにして、カメラもちょっと抜いた不安定な状態で合焦点。20mmの延長筒がもう一つあれば、キチンと合焦点するはず。

New2

北極星付近。光害カットフィルターも付けてないし、フラットも撮ってないので、汚くて申し訳ない。

4枚撮影してコンポジットしたけど、レベル調整もしていない状態。で、十分キツく周辺減光あり。星像は中心付近はいいけど、それ以外は、残念な結果...

Crop

ステラナビゲータで撮影範囲を比較してみた。四角い写野は、1200mm相当。これでほぼ同じ。

...ん?1200mm?っつー事は、綺麗な画像が得られて、ちゃんと合焦する、x0.75 レデューサ・フラットナを使ったのと同じぢゃん!

つー訳で、徒労と散財したけど、全然ダメでしたって結論。BKP200に使ってみるって、チラと考えたけど、こちらも、x0.7のレデューサで周辺像はイマイチだけど、合焦するのも確認済なので、コレを無理して使う意味はない... 死蔵確定...orz

2017年2月20日 (月)

これは何ですか?

Dscn0569

これは何ですか?

Dscn0570

最近、ベランダ撮影が多いのだけど、フラット撮影で地味に苦労してる。

暗い場所だと、フラット用のアレを鏡筒に乗せて撮影すれば終わりなんだけど、ベランダだと隣のマンションの灯りが反射して、フラットがすごく明るくなったりする。

ので、フラット用のアレに合わせたサイズで作った。フラット用のアレは鏡筒に被せるサイズなので、鏡筒に使ってるフードでは微妙に小さくて、手で抑えたりして苦労してたんだよね。

ダンボール丸めて、内側には習字の下敷き(フェルト)を貼って、外側をテープで巻いただけ。

2017年2月18日 (土)

本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星_20170218

45p_20170218flcrop
本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星
45P/Honda-Mrkos-Pajdusakova, 2017/02/14.6583UT, 16*30s, 20cm F4 Newtonian  x0.7Reducer, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), LPS-V4, No Cropping, mag=13.1(SI7)

月が出た後、00:42:34~撮影。淡く拡散しているので、光度測定してみたけど、これは核部分の光度って事だろう。

SI8を使ってメトカーフ・コンポジットしたけど、うまく出来なかった。
ステラナビゲータと連携とかではなくて、Excelで計算した値を使ったけど、ダメで、犯人はレデューサっぽい。
x0.7と書いてあるけど、実際にはどのくらいの焦点距離なのか謎で、値を変えてやってみたけど、うまくいかなかったので、彗星の核を基準点指定してコンポジットした。

41p_20170217cropfl
タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星
41P/Tuttle-Giacobini-Kresak, 2017/02/14.6046UT, 4*300s, 20cm F4 Newtonian  x0.7Reducer, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), LPS-V4, No Cropping, mag=12.5(SI7)

月が出る前、23:19:40~撮影。ピンボケだった...  彗星のちょっと右側に違う方向へ移動してるものがいるようだけど、(2501) Lohja って小惑星(15.1等)らしい。

C2015v2_20170218cropfl
ジョンソン彗星
C/2015 V2 (Johnson),  2017/02/14.6819UT, 10*120s, 20cm F4 Newtonian  x0.7Reducer, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), LPS-V4, No Cropping, mag=12.0(SI7)

01:09:37~撮影。高度30度くらいで透明度が悪かった割にはシッポが綺麗に出てウレシイ。

45Pの移動が速いので、x0.7レデューサを付けて明るくして短時間で撮影しようと企んだけど、結果はいまいち...

45p_

らっぱさんのマネして、移動量。10分くらいでこんなに移動してしまうので、30秒くらいで撮影しないと伸びてしまう。
コントラストを強調したら、レデューサの周辺減光のヒドサが目立つなぁ...

空気濁りまくってたけど、山へ行った件

朝から雨だったのだけど、夕方晴れてきたので、山行ってみた。自宅から車で15分の近場で、そんなに暗くはないけど、西側はそれなりに暗い... ハズだったんだけど、空気濁りまくってて、有明海の対岸の雲仙の光が見えない。

数十キロ先が見えないのに天体なんか見えるハズなくて、エンケ彗星は影も形もないっつーか、ガイド星が見つからない。

星は見えないのに、空はそれなりに暗い。で、帰ろうかと思ったんだけど、オリオン座の方向は比較的透明度が高いようで、4等星くらいまで見えるかも?って感じ(北側は特に濁ってて、北極星を探すのが大変だった)

風も強かったので、焦点距離はなるべく短くって事で、BKP200 に x0.7 レデューサ付けて見た(ニコン->フォーサーズ変換アダプタにレデューサが付いてる激安品)。これで、560mm F2.8相当ってビックリ・スペックになってるはず。

夏場、いて座の赤いのを5秒で撮影したりしてた構成だけど、今回は、ここにLPS-V4を付けてみた。で、800mmだとはみ出してしまうバラ星雲。

_800

ヒドイ空だったので、無理やり処理して、こんな感じ。
ASI1600(Gain=300, Temp=-10, Exp=16*300sec.), BKP200 + x0.7RD

やっぱ激安レデューサ、周辺像はかなり悪いし、周辺減光も激しい。けど、コストパフォーマンスを考えたら、これはこれでアリぢゃね?と思う。

__800

コンポジット直後はこんな感じ。四隅は真っ黒で星が細長い。

M65_800

800mmだと窮屈な感じになりそうなのも撮ってみた。M65, M66 はそれぞれを1600mmで撮ってみたい。

この手の写真はAPTのAim機能で、ココを中心にしたいってところをクリックするだけで、勝手に望遠鏡が動いてくれるので、めちゃくちゃ楽。

夜中に暗い山道で、お姉さんが英語で色々と教えてくれるので、もう少し暖かくなったら、双眼鏡でも使って、星を見ながら撮影するのもいいかも知れない。
お姉さんのアナウンス、バーティノフマスクのピント合わせ後のメッセージも話してくれたら良かったのに (^o^;

2017年2月15日 (水)

ステライメージ8

首都圏の辺境(?)から1日遅れて、日本の辺境まで届けられた SI8。

さっそく使ってみた。

Si8_hc0

起動するとモード選択になるけど、まずは詳細編集モードで、どう変わったのか見てみよう。

Si8_hc

SI7でやったら、ほぼハングアップしちゃう 32MB くらいある Fitsファイルを80枚、ドカンと突っ込んでみた。

読み込みにかかった時間は11分。メモリとディスクがパンパンでCPUは遊んでるので、スワッピングしまくってるっつー、予想通りの結果。

たしかに、「近年の天体写真では、多数枚のコンポジットが当たり前になり、RAW現像、ダーク・フラット処理、コンポジットなど、枚数が増えた分だけ作業に時間がかかってしまいます。」とは、書いてあるけど、だから、処理速度を改善しましたって訳ではなくて、自動化可能にして、処理させてる間は、他の事ができますヨ... って開発コンセプトなんだろう。

で、調子こいて、80枚をワークフローで、ベイヤー・RGB変換、2x2ビニング、オートストレッチ、自動レベル調整させたら、どうだろうか?と思って、やってみた。

Si8_hc2

応答なしになって、30分くらい経過したけど、何も変化なし。

まだ、ほとんど使ってないので、評価できる段階ではないのだけど、現時点で、気が付いた違いは、アイコンが変わった事くらいかな...

で、こっちの自動処理モードは、どう使うのだろうか?

Si8_hc3

使い方が全然分かってないのだけど、こっちの自動モードでやったら、サクサク処理できるのかな?

Si8_hc4

こっちのモードで80枚読みこませたら、見てる間に終わった。SI7と同じように見える画面はSI7と同じように処理が重いけど、新しいUIの方は速いっぽい。

Si8_hc5

おおお、80枚を一気にコンポジットしようとしてる?処理経過も分かるし、これは確かにSI7と比べて改善されてるッ!

Si8_hc6

前処理終了... で、ピタリと止まった...と思ったら、1~2分で見事復活して、コンポジット準備中。

何やってるか分かるってのは、かなり重要で、生きてるのか死んだのか分からないのをモヤモヤ待ってなくていいので、大変よろしい。

Si8_hc7

わお。さすがに、見てる間に終わった...とは言えないけど、10~20分もあれば、100枚近いFits(4656x3520pixel)を処理しちゃうっぽい。
これは確かに便利になった!8枚づつのトーナメント方式コンポジットしなくて済む!

SI8は自動処理モードを使って、コンポジットまで処理するのが良さそう。

... コンポジットは出来るけど、ベイヤー・RGB変換は、どうなったの?

Si8_hc8

ディザリングしてると、正しくコンポジットしてくれない。基準点の設定とかないので、どうすりゃいいかな?(何も設定できない?)

なんか、自動処理モードと詳細編集モードの間に関連性が感じられない... ううう~ん?

2017年2月14日 (火)

続・野望潰えるの巻

往生際悪いってのは、こーゆー事なんだ!ってな感じで、色々コネクリ回してみた。

Dscn0566

これで、どうすか?見た目は、いかにもバッチシって感じだけどさ。

合焦するかどうかも怪しいんだけど、週末、遠くの夜景でも使って確認してみよう。晴れたら星でやってみるけど、どうも晴れそうな感じぢゃない。

ナニ?PerfumeがYoutubeで生配信だと?こんなぐだぐだブログ書いてる場合ぢゃねぇッ

2017年2月13日 (月)

野望潰えるの巻

最近、ベランダでばかり撮影してるけど、ベランダ狭いので、基本GS-200RC。1600mm。レデューサ付けても、1200mm。もちょっとなんとかならんかのぉ...と思って、ネットオークションで落札。

Dscn0558

x0.5 レデューサ

これがなかなか合焦せずにトホホってたのだけど、

Dscn0562

延長筒を全部使って

Dscn0564

この状態でなんとか合焦。

Dscn0565

レデューサと、ASI1600MC-Coolに付属してたのを二つ使った。

で、星を撮ってみたら、残念な事に中心付近だけは辛うじて星だけど、ちょっと離れると、ダメ。全然ダメ。中心部だけトリミングして誤魔化しても、1600mmの画角より狭そう...

ううう~む。

2017年2月10日 (金)

APT(Astro Photography Tool ) の Aim 機能

先日、APTを使って目的の天体を写真の中心に持ってくる方法として、

1. 星図ソフトで対象天体を指定して、導入
2. 撮影場所確認のため試写。10秒くらいでShoot  ---> 対象が見えたら 7. へ
3. Scope Pos
4. Solve
5. Sync
6. 星図ソフトに戻って、再度導入 ---> 2. へ戻る
7. Shot で写った対象天体と周囲の明るい星の位置関係を確認
8. 1秒露出くらいで、Live View しながら、N, E, W, S で望遠鏡を制御して対象を好きな位置(普通中央)へ移動
9. Gain や露出時間、枚数を確認して、Start

コメントに書いたところ、Tezさんから、Aimって便利な機能を、教えて頂きました。

実際の撮影では試してないけど、机上でやってみたら、めちゃ便利そうだったので、記事にしておきます。

Apt12

対象を導入する事には成功したけど、中心をちょっと外してる... って事、多いですよね?

そこで、Ponit Craft して、撮影した画像の中心のRA, DEC を求めた後、Aimボタンをクリック(ボタンの色が変化)。

写真の中心にしたい位置をクリックすると、大きな同心円がポイントされ(小さな同心円は写真の中心位置)、RA, DEC の値が設定されます。

ここで、GOTO++ ボタンをクリックすると、自動的に、クリックした場所へ望遠鏡を動かす機能のようです。

N, E, W, S ボタンでチクチク移動させ、撮影しては確認する方法と比べて、めちゃんこスマートだし速そう!何より神経病まなくて済みそう!

2017年2月 9日 (木)

APT 3.30 リリース

APT 3.30 がリリースされたようです。

・新たに、「ホワイト・スキン」を追加
・フォーカシング・コントロールの改良
・サウンド設定
・バックラッシュ・ツール(backlash aid)の追加

などなど... 詳細は、APTの What's New を参照してください。

2017年2月 8日 (水)

ディザリング時のコンポジット枚数比較

ディザリングすると、ザラザラ感がかなり少なくなると感じてるけど、コンポジット枚数で、どんな感じなのだろうか?

やってみた。

Photo_2

1~16枚コンポジット時の比較。16枚が一番滑らかなのは当たり前として、8枚でもそこそこ。12枚だと結構いい感じみたい。ベランダだと1枚10分露出してて、16枚だと160分。
寝て待てば良いとは言っても、長時間だと子午線越えや赤道儀がこれ以上ダメですってんで停止しちゃう場合もあるので、悩みどころ。

2

ディザリングしなかった場合も比較してみた。枚数が増えるとまろやかさが増すとともに、縮緬感は減るようだけど、やはりディザリングできたら、しちゃう方が綺麗。

2017年2月 6日 (月)

APT(Astro Photography Tool ) からのASI1600 ゲイン設定

APTからASI1600MC-CoolのGainを設定する時は、プルダウンで値を選ぶ事ができるって記事に星見屋さんから、補足をいただきました。

Apt8

APT のCameraタブのSettingsボタンで ASI Camera Setup ダイアログが開きます。

ここからプルダウンで、
・highest dynamic range (Gain=0, Offset=10)
・unity gain (Gain=139, Offset=21)
・lowest read noise (Gan=300, Offset=50)
が選択できますが、さらに、その下に、'...' があり、選択すると、'Set' ボタンが 'Edit' ボタンになります。

Editボタンでプルダウンに設定値を追加する事ができます。

Apt9

エディタが開いて、 Gain と Offset を設定できます。

Apt10

設定した値がプルダウンに追加されます。

この設定値は、ドキュメントフォルダ配下に 'ZWO' フォルダが作成され、'ASICameraConfig.xml' として保存されます。

Apt11

カニ道楽

天気悪いし、リウマチ出て左肩痛くて寝れなくて、最悪。着替えも出来ないのでヒキコモリ中。

なので、カニをいじってみた。

M1crop

M1, 2017/02/01 21:37, ASI1600MC-Cool(Exp=7x600sec, Gain=300, Temp=-10℃), LPS-V4, 1/2 Cropping

2017年2月 5日 (日)

ベランダ用ファインダー

APTの使い方の記事も書こうと思ってたけど、リウマチ出てしまって、肩が痛くて難儀中。望遠鏡を組み立てるのは控えたいので、APTの使い方記事は満月期に延伸。

オヤジさんが、APTのGainについてコメントされてたので、ちょっとだけ。

Apt7

APTのCameraタブの右下にある Settings... から カメラの設定ダイアログが開くけど、そこに Pre Defined Setting が登録されてる。

ここからプルダウンで、
・highest dynamic range
・unity gain
・lowest read noise
が選択できる。それぞれ、Gain と offset が指定されているので、この中から好みの条件を選択するのが簡単便利。

導入時はGain=600でザラザラでもいいから対象位置を1秒露出で確認して、撮影時はプルダウンから選択して設定するような使い方が良さそう。

試写する場合は、右上の Shoot で撮影でき、その時の露出時間は、右下の Exp:1 のところ。ここは、プルダウンで1~30(秒)までと Bulb が選択できる。
Bulb を選択した場合、右側で露出時間を秒単位で指定することも可能。


最近、ベランダ撮影が多くて、ベランダでも0時過ぎた天頂付近は、それなりに撮影できるのが分かったけど、一番苦労するのが、導入。

AdvancedVX は2スターアライメントしかできない(東側はまったく空が見えない)ので、導入精度は悪い。

1600mmだと撮影したい天体は画角から外れている事がほとんど。明るい星を選んで飛び石で同期を繰り返す方法もあるけど、かなり面倒。

対象天体の近くの明るい星をファインダーで導入して同期すれば良いのだけど、設置場所がギリギリの広さなので、方向によってはファインダーを覗くことが出来ない。

で、以前使おうとして、いまいちだったCMOSファインダーの復活。

Dscn0548

アルカスイスは撮影時はオートガイダーのカメラが乗るので、ファインダーはファインダー脚に取り付け。

Dscn0549

ファインダー脚から自由雲台でCMOSファインダーを取り付け。
望遠鏡設置時に、ファインダーを使って、主鏡で遠くの灯りなどを導入しておいて、そこにCMOSファインダーを合わせる。

導入時は、CMOSファインダーを SharpCap で見ながら位置調整。

本当は、CMOSファインダーの画像を Plate Solve しようと思ってたけど、残念ながら、このCMOSファインダー(AR0130)は、ASCOMドライバが無いようで、APTに接続できなかった(Toupcamでも使えば出来るんだろうけど)。

SharpCapでキャプチャしてAPTで取り込めば可能だろうけど、そこまではしなくてもいいかな?と思ってる。

問題はベランダの明るい空では、CMOSファインダーではあまり星が見えないこと。うまく運用できるかどうか、やってみないと、なんとも...

2017年2月 4日 (土)

APT(Astro Photography Tool ) とCdC(Cartes du Ciel)の連携

APT(Astro Photography Tool ) とCdC(Cartes du Ciel)を連携させると、撮影した画像から撮影位置を解析し、星図上に画角を表示することができます。
これは、APTを使用する場合に、ディザリングなどの機能と並んで非常に大きな効果があります。

APT と CdC の連携が出来たようなので、連携のセットアップと操作手順を(分かる範囲で)記録しておきます。誤解や不要な操作などもあると思うので、コメントやメールでご指摘お願いします。

■セットアップ

APT と CdC は、ASCOMで望遠鏡に接続される必要があります。

APT から CdC を選択します(IP アドレスとポート番号の指定)

Apt3

APTのTOOLsタブで'APT Settings' をクリック → Settings ダイアログが開くので、Planetarium タブで、Cartes du Ciel を選択して、IPアドレスとポート番号(127.0.0.1 と 0 )を設定します。

Cdc3

CdC は、設定の基本から、サーバー・タブを選んで、IPアドレスとポート番号をAPTと合わせます。

(たぶん)これだけで、APTとCdCは連携するように設定されます。

しかし、このままでは、連携しているかどうか分からないので、CdCで撮影される範囲(望遠鏡の位置)を表示するようにします。

Cdc4

設定から、画面表示を選択して、アイピース視野とCCD画角を指定します。使用する機器により指定する値は変動しますが、ここでは、ASI1600MC-Coolの場合を示しています。

Cdc8

画角を設定する際は、CCD画角ダイアログの'Compute'ボタンで表示範囲ダイアログを開き、 Telescope Focal Length に望遠鏡の焦点距離(mm) と、Pixel Size(mu), Pixel Count  を入力して、Computeボタンをクリックします。
計算結果は、CCD画角の幅と高さに反映されます。
説明の部分をクリックすると入力でき、星図上に表示されます。異なる焦点距離を表示したい場合は、それぞれ登録すると画角が多重で表示れます。

Cdc5

CdCのカーソル位置が赤く表示されます。カーソルは画角を表し、その中にある楕円は、撮影対象天体のおおよその大きさです。撮影された画像が、どのような感じになるのかが把握できます。

Cdc7

マルカリアン・チェーンを表示すると星雲の配置がわかります。

次に連携を確認するために、APTで撮影した位置(RA, DEC)を解析します。

Apt1

夜、撮影地で、この確認をするのは大変なので、いつでも出来る方法は、APTで以前撮影した写真を呼び出すことです。

撮影した記録は、apt_thumbs フォルダに pngで格納されていますが、同じ鏡筒(焦点距離)・同じカメラであれば、以前撮影したものや(多少)画像処理したJpegなどでも大丈夫なようです。

ここで、焦点距離とCCDのサイズが必要になりますが、Toolsタブで設定できます。

Apt6

1600は、望遠鏡の焦点距離です。CCDの値は、ASI1600MC-Coolの場合です。

Apt1_2

設定後、画像をImgタブから選択して表示し、Gearタブの 'Point Craft' をクリックすると、Point Craftダイアログが開きます。

ここで、'Solve'すると画像の位置を解析しますが、大きくズレた場所だと解析できないので(BlindでASPSを起動すれば、どこでも探してくれそうですが、データが大きくなるので使っていません)、あらかじめ、望遠鏡を写真の天体の位置に合わせておいて、 ' << Scope Pos' するか、'Objects'で天体を指定(もしくは登録)して、Approx.RA, Approx.DEC を指定して 'Solve' する必要があります。

Apt2

'Solve'を実行すると、PlateSolve2が起動して画像を解析します。実際には、APTの裏側に隠れて処理するので、アイコンしか見えません。Alt+Tabで切り替えれば、解析中の状況が見えます。

Cdc

解析後、'Show'で CdC に解析した位置が白で表示されます。CdCカーソル位置と一致すると、白カーソルと赤カーソルが重なります。

Cdc2

望遠鏡を移動させると、赤カーソルが移動します。

■操作手順

CdCで対象天体を検索し、望遠鏡メニューから導入します。

導入後、APTで撮影して Point Craft で '<<Scope Pos' した後、Solve すると、撮影された実際の場所がわかります。
Syncすると、 CdCのカーソル位置が対象から移動するので、再度導入すれば、ほぼ視野の中央に入ります(多分)。

Cdc6

※CdC は非力なパソコンでは非常に重いようなのですが、星図の Star Filter と Deep Sky Filter で「減らす」を選択すると多少軽くなります。
何度か繰り返して減らす、減らす、減らす...すると多少軽くなるようです。


APT と CdC が連携することで、撮影しようとした場所と、実際に撮影した場所のズレが確認できるようになりましたが、ステラナビゲータでも似たようなことは出来ます。

ただ、ステラナビゲータは星図側の画角だけで、実際に撮影された範囲は分かりません。Syncすることで、撮影位置に星図を同期させる事はできるので、差分を再導入すれば、導入誤差は少なくなると思います。

星見屋さんから、APT と CdC を組み合わせた場合のメリットをご教示いただいているので、列挙します。

・撮影するCCDの画角がCdC上に表示される。

・複数の対象をバランスよく撮影したい場合、CdCで撮影したいポイントを指定して導入できる。

・画角内に撮影対象のサイズが図示される(こんな感じの写真になりますよ的な表示)

これらの機能に魅力を感じる場合は、 APT と CdC で運用するのが良いと思います。CdC とステラナビゲータは操作性がかなり異なるため(ステラナビゲータに慣れている事もあって)ステラナビゲータの方が操作性が良いと思われる場合は APT + ステラナビゲータの運用もアリだと思います(APT+CdCより機能は劣っても操作性を優先させたい場合)。

私は、極軸合わせ(極軸望遠鏡で十分と思っていますが)と、AdvancedVXの最初のアライメントは、SharpCapのモノクロ出力で行う予定です。Gain=600で露出時間 500mSec.程度に設定し応答性能を優先しようと思います。
アライメント時も撮影位置解析を行えば、ファインダーを使わずに行う事も可能と思われます。ファインダーと主鏡筒の調整が面倒であったり、ファインダーで星を見ると無理な体勢を強いられるような場合には有効と思います。
ただ、星図上の位置と実際の位置の差が大きい場合は、解析に長時間を要します。

ピント合わせは、最初だけ、SharpCapのモノクロでROIして、応答性能優先で合わせておいて、実際に撮影する時は、直接対象を導入せず、近くの明るい星を導入して APTでピントを確認することを想定しています。
これまでも AdvancedVXの正確なGOTOで運用していて、この方法に慣れているためなので、APTで最初からピント合わせしても良いと思います。
1秒間隔の描画ですが、バーティノフ・マスクを使ったピント合わせは、かなり使いやすいです。
ピントを合わせた後、バーティノフ・マスクの外し忘れを防止するメッセージも表示されます。

APTの留意点として、カメラのゲインが分かりにくい点が、あげられます。
位置確認のために、Gain=600にしておいて、撮影時にGain=300 に戻すつもりで忘れて撮影してしまう場合があります。
どこかに表示されていて見逃しただけかも知れませんが、ASCOMでカメラを接続しているために、こうなっているのかも知れません。

SharpCapもFitsで撮影するつもりが、間違えてSERになってしまっていた事がありましたが、同じようにGainを間違えて撮影してしまったことがありました。
1枚撮影が終わるまで待ってから確認すれば防げますが、F8でLPS-V4だと10分かかるので手抜きして失敗しました。

APTは機能が多いため、画面上にボタン類がたくさん配置されています。慣れるまでは、自分用の操作手順書(操作用メモ)を準備するのも有効と思います。
いきなり撮影地で操作しようと思っても、何をどうすればいいか戸惑う可能性が高いので、ある程度、事前に操作して、撮影に向かうのが良いと感じました。

どこかで現代文の先生とかに見られてるとアレなので、正しい(ツモリ)の日本語にしました。でも、睡眠不足で朦朧モードなので、あちこちアレでも勘弁してください。なんつって(古ッ。こんな長文をこのボケのために書いたのか?俺...)

APT + LPS-V4 + ASI1600MC-Cool を使ったベランダ撮影 2

Ngc2403_20170203

年末年始から追いかけてる NCG2903
NGC2903 Exp=12x600sec, Gain=300, Temp=-10℃ SI7 -> Paint.Net -> RawTherapee -> FlatAid -> PhotoScape

ベランダなので、淡い部分は残念だけど、山で撮影したのより、ずっと好み。派手好きなもんで (^o^;

M81_20170203

M81 Exp=16x600sec, Gain=300, Temp=-10℃ SI7 -> Paint.Net -> RawTherapee -> FlatAid -> PhotoScape

けむけむ史上最高のM81がベランダから生まれようとは...

ベランダだと淡い部分がさすがに厳しくて、キツク処理してしまって、ディテールが出ないけど、これを山でやったらどうよ?(山で160分も何して待てばいいの?)

銀河中の赤い星雲を写したいと思ってたけど、ベランダで実現とは (^o^;

悩み続けていた縮緬シマも解消できて、いよいよ山へ行くべき時が来たのかッ!?

2017年2月 3日 (金)

APT + LPS-V4 + ASI1600MC-Cool を使ったベランダ撮影

まず、撮影環境。これが自宅ベランダ(正確には階段の踊り場)。

20170201_230121
南側

20170201_230137
北側

20160810_032029
西側(こっちは11階だけど道路を挟んだ西側には13階のマンションがあって、その両側はセブンイレブンとファミリーマート)

で、東側は、ウチのマンションなので、全面壁って状態。これは夜半近くになって、随分とマシになった状態で、流石に20時とかはシャレにならないくらい明るいので撮影は断念してる。

撮影機材は、 GS-200RC, 20cm F8 リッチークレチアンを AdvancedVX に積んでる。カメラは ZWO ASI1600MC-Cool、ここで撮影する時は、IDAS LPS-V4 を使う。オートガイダーはm-gen + LM100JC。

撮影ソフトは、アライメントが SharpCap,  実際の撮影に APT。

M1_800
M1 Exp=7x600sec, Gain=300, Temp=-10℃  SI7 -> Paint.Net -> RawTherapee -> FlatAid -> PhotoScape

Ngc2403_800
NGC2403 Exp=16x600sec, Gain=300, Temp=-10℃ SI7 -> Paint.Net -> RawTherapee -> FlatAid -> PhotoScape

この光害地で、ここまで撮れたので満足。残念ながら屋上は入る許可が出なかったので天頂付近限定だけど、16x600sec を仕込んだら、部屋へ戻って目覚ましセットして寝て、起きて回収すればいいので、山へ遠征に比べれば天国。

2017年2月 2日 (木)

APT(Astro Photography Tool ) によるディザリング効果

最近、睡眠時間を削ってAPTの導入を進めているんだけど、主たる目的はディザリング。

オートガイダーは M-gen を使っているのだけど、Canon や Nikon の一部カメラしかディザリング対応できない。

ASI1600MC-Cool を使って、どうすればディザリングできるだろうか?が、APTを知った発端。

APTで撮影は出来るようになって、今は星図(CdC)との連携で難儀してる状態だけど、ディザリングは出来ているので、撮影した結果を比較してみた。

Photo

機材 ( GS-200RC, M-gen, AVX ) と 撮影条件( Gain=300, Exp=600, Temp=-10) は同じだけど、撮影時刻が違うので単純に比較はできないけど、滑らかさとディテールが向上しているように思う。

2017年2月 1日 (水)

Cartes du Ciel (CdC) と望遠鏡の接続

Cartes du Ciel (CdC) に望遠鏡を接続してみる。

望遠鏡はASCOM接続なので、 ASCOM 望遠鏡ドライバをインストール。

Ascom_tel

ダウンロードページから該当する望遠鏡を選んでダウンロード。AdvancedVXなので、'Celestron Unified' を選択。

Ascom_tel2

道なりでインストール完了。とても簡単。

Ascom_tel3

望遠鏡インターフェースは 'ASCOM' を指定。

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望遠鏡メニューをクリックすると、望遠鏡インターフェース・ダイアログがポップアップするので、'Select'ボタン。
ASCOM Telescope Chooser から望遠鏡をプルダウンで選択。Propertiesで Selestron Setupがポップアップする。

Ascom_tel5

接続するCOMポートを指定。M-genも接続してると、COMポートが2つあるので、間違えないように(USB刺したり抜いたりすれば分かる(と思う))。

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望遠鏡インターフェースで、接続すれば、赤→緑に変化して、接続しました感満載。接続の逆はDisconnect。

Ascom_tel7

無事、導入に成功(したはず)。

ここまで出来たら、APTでも望遠鏡コントロールできるはず。

Atp_cdc1

Giar タブで、'Connect Scope' したら、無事接続できた(途中、 'ASCOM Telescope Chooser' が APT の裏側に隠れてるので、 Alt + Tab で呼び出す事。反応悪いと思って、再度 ’Connect Scope' するとハングアップしたように見える)。

Dscn0547

接続テスト風景。出張前にやってたりするので、睡眠時間削りまくり。大丈夫か...俺(再)。

次は位置修正なんだろうけど、使う必要性が薄いので、亀モード入ります(CdCかステラナビで半自動導入できれば、満足なので)。

にゃあさんとあぷらなーとさんがなんとかしてくれるに期待。PlateSolve2は単体で動いたけど、APTと連携して(撮影しないで)テストする方法が分からないし、放置~。しようと思ってたんだけど、APTにImgってタブがあって撮影済画像が表示できたのを思い出したのでやってみる。

APTのImgタブで撮影済の画像を選んだら、Live View/ Img Preview に表示された。この状態で、Gearタブの PointCraft を開いて、テストなので、Objectから撮影した天体を選択し、Solveボタンで処理させたら、二重丸が表示されて位置が解析できたっぽい。

星図との連携はどうするのか要調査。CdCを立ち上げた状態でSyncしても無視されてるので、ASCOMで望遠鏡を接続しておけばいいのかな?

星図とAPTはIPアドレスとPortNoで連携するっぽいので、お互いを 172.0.0.1 IP Port:0 にしてみる。

ASCOM Demo Control Panel でDomeとTelescopeをどうにかしろ的なメッセージが... 今日はココまで (-_-;
AdvancedVXを接続してテストした方が早そうだけど、そろそろ長崎へ行かなくちゃ...


Hc1

晴れてたので、ベランダでちょっとだけゴソゴソ。撮影した画像から PlateSolve2で位置を求めることはできた。

Hc2

ステラナビゲータとも連携できたかも?って感じだけど、よく分からず。とりあえず、ステラナビゲータをASCOMドライバで望遠鏡と接続すれば、ステラナビとAPTのどちらからでも望遠鏡が操作できるっぽい。

ここで、CdCと連携確認だッ!と思ったら、撮影用ノートは、CdCをインストールするの忘れてた (^o^;

Hc3

オヤジさんが、LPS-V4で馬頭星雲が見えたって話だったので、真似したみたら、よくわからず... あちこちボタン押してたら、モヤーと馬の頭が浮かび上がってきたけど、壁から出てきた黒猫っぽいので、悲鳴を上げそうになった...

で、馬頭星雲をGain=300, Exp=600で16枚セットして、仮眠。起きたら、ばっちし馬の首してて、綺麗に処理して、オヤジさんに見せびらかしてやるのダッ!と思ってたんだけど

Photo

起きたら、ドン曇り... 6枚目までは辛うじて写ってたけど、以降、真っ白...orz

背景が真っ黒なのはフラットも撮れなかったので、目ん玉模様を塗りつぶして誤魔化してるのは内緒...

ちょっと待てよ... 曇ってて、真っ白になったのって、フラットに使えるんぢゃね?と思ってやってみた。
New2

結果、玉砕。曇り空を10分も露出してたので、全体的にサチって目玉も埋もれちゃったかな...

_filtered

ネクタイ締めながらNeatImageしてみた (^o^; オヤジさん、100枚コンポジットがんばってください...

20170131_211353

おなじみの明るい撮影地。南の方に熊本城があります... こんな場所で馬頭星雲写っただけでヨシとしよう。

Ngc925

NGC925 も撮ってみたけど、20時頃は明る過ぎて、まったく歯が立たない。あると思えばあるって、精神修養系。

ベランダ撮影の最大の弱点が、見える範囲が狭いこと。マンション壁が南北方向なので、東側半分はアウト。
西側も隣のマンションがあるので、見える範囲は2/3程度。
で、低空はめちゃくちゃ明るくて星なんか見えやしないので、基本的に天頂付近のみ。
となると、撮れる対象がめちゃくちゃ限られちゃう...orz

屋上に上がったら、多少マシな気がするんだけど、屋上のカギ持ってるご近所さんに会わないんだよね、最近...

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