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APTと連携させる星図ソフトは、CdC(Cartes du Ciel)が適切だと思うけど、既にステラナビゲータに馴染んでると、CdCは使い難い。これは慣れの問題だと思うけど、AndroidユーザはiOSが使い難いし、その逆も言えるのと同じような事だろう。
では、APTとステラナビゲータは全然ダメかと言えば、そんな事は無さそう。
+がステラナビゲータで指定した位置、対して×は、望遠鏡の現在位置。望遠鏡を動かせば、リアルタイムに×は移動する。
APTとステラナビゲータを連携させるには、ステラナビゲータを望遠鏡接続する際に、ASCOMで接続する必要がある。メーカー:ASCOM で望遠鏡:ASCOMを選択する。
ASCOMプラットフォームと望遠鏡別のASCOMドライバは事前にインストールしておく必要がある。
ASCOM Telescope Chooser で Properties を選んで Auto Unpark/Track on Startをチェックしておく。
APTで撮影した後、Point Craft で位置を検出し、Syncすれば、ステラナビゲータ上の×が移動する。試したことはないけど、ここで、Aim も使えると思う。
→APTとステラナビゲータを連携させる事で天体を導入できる ってコトです。
この動画見てたら、何故か、あぷらなーとさんの記事を思い出してしまった... (なぜか...ぢゃないけど)
全然寝てない。
平日から撮影してた訳ではなくて、暖かくなったのに、リウマチで肩、肘、手首痛くて、トホホ
今日は仕事さぼって安静にしておこう
M106, 32*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), No Cropping
800mmなので、1/2 Croppingで1600mm相当だから、GS200RCだと、こんな感じになるはず。やっぱ、ベランダだと淡い大きな腕が写らないので、小さな感じだけど、周辺の淡い部分が出れば、1600mmで画面の2/3程度を占めそう。
16枚コンポジットもしてみたけど、それでは赤いプツプツがあまり出ない。32枚でも64分しか露出してないけど、120~180分くらい露出すると赤いモノが良く写るような感じがする。
暗い場所にGS200RC運んで、一晩で1~2対象しか撮影しないようなスタイルだと、それなりに綺麗になりそうな気はするけど、一晩中どころか短時間の晴れ間も稀なので、なかなか苦しい。
このM106をもっと枚数を増やせば、周辺部も出てくるのだろうか?32枚処理した感じだと、これ以上は炙ってもノイズに埋もれてしまうだけな感じもある。
SIのコンポジット時にある評価値ってなにだろう?と思って計算させてみて、Max, Minを比較。
コントラスト(S/N比)が高いと評価値が高くなるのだろうか?で、あれば、ある程度選別してコンポジットもありなんだけど、すごく時間かかりそう...
ってな訳で、全43枚を フラット&ダーク補正→ベイヤー・RGB変換→オートストレッチ→自動レベル調整後、x2ソフトウェアビニングして保存した 43Fits Files を作ってみた(8枚ずつ処理しないとオーバーヘッドで死ぬほど遅くなるので、地味で疲れる作業だった)。
できた43枚のソフトウェアビニングされたFitsを一気にSI7に放り込む。
コンポジット時に評価値を計算させて、全部、高評価22枚、低評価22枚をコンポジットして比較してみる。
・・・ででん!©あぷらなーとさん
どうよ?コレ。こんなにもハッキリと差が分かるとは!途中、薄い雲が流れてたのか、S/Nの悪いのがソコソコ混じってるので、選別しちゃえば効果大。
この高評価22枚を使って処理して、 1/2 Cropping してみる。
・・・ででん2!©あぷらなーとさん
どうよ?最初に無線別に32枚を処理したのに比べ、かなりイイ。コンポジット結果がいいとその後の処理も気合い入るってのもあるけど (^o^)
これで周辺の淡い部分が写ってたらバッチシだったけど...
問題は、この方法、GS200RCで600s 露出するような場合は、16枚でふうふう言ってるので、それを24~32枚撮影して選別するのは厳しい...って事(薄明や子午線との戦いになる)。
年末年始に山で撮影したものと、無理やり合成してみた。
ちょっと星がズレちゃってるのはご愛敬。GS200RCで、こんな感じに撮影してみたいなぁ~
らっぱさんにコメント頂いたので、上位32枚をコンポジットして炙ってみました。やっぱ淡い部分はベランダでは厳しいですねぇ
M106, 32*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), No Cropping
炙り過ぎないようにしてみると、800mmでこんな感じ。
M101も撮ってみたけど、全体が淡いようで、残念な姿だった。やっぱベランダ、ある程度明るくないと残念な事になる。
と、さすがに雨上がりだったので、5時間くらいしたら結露が始まってたらしい。
足元が濡れてたので気にはなってたけど、結露防止チューブの刺さったフードを10階で使ってて、風で落下すると恐怖だから諦めてたので、まぁ、しょうがない...
タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星
41P/Tuttle-Giacobini-Kresak, 2017/03/23.6327UT, 16*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), No Cropping, mag=10.7(SI7), start 23:49:57(JST)
久しぶりにベランダにBKP200を出して彗星を撮影。41Pが明るくなってるようなので、シッポ出てないかな?と思って、120秒露出したけど、分からない。
800mmで120秒露出してしまうと長すぎたようで、彗星が伸びてしまった。爆走中。もう少し明るくなるようだけど、シッポ出るかな?
彗星の出待ちで、銀河も撮ってみた。
もういいです的に、良く見る写真。
25*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI1600MC-Cool(Binning=1, Gain=300, Temp=-10), No Cropping
で、これを撮ったのは、先日、GS200RCで撮ったのと比較してみたかったから。
左: BKP200、 右:GS200RC
BKP200 :26*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI1600MC-Cool(Gain=300)
GS200RC:36*300s, 20cm F8 RitcheyChretien, ASI1600MC-Cool(Gain=300)
色々と条件が違うので比較しにくいなぁ... ちょっと再処理してみよう。
BKP200で撮影した方をソフトウェアビニングせずに26枚合成してみた(結構な処理時間がかかったけど)。
こうやって比較すると、困った事に大差ないんぢゃね?って気がする。滑らかさは大差あるけど、ディテールは大差ないような...
総露出時間は 3,120s : 10,800s 。この時間差に匹敵するほどの差があるとは感じられない。800mmで撮影してトリミングしてもいいんぢゃね?って気がしてきた。
オヤジさんがWiFiで格好いい事やられてるようなので、恥ずかしい限りなのだけど、部屋のデスクトップPCとスマホとWalkmanに接続できるように、Bluetoothのヘッドセット買った。
以前は、Bluetoothしてカナルのヘッドセット使ってたんだけど、長時間カナル突っ込んでると、そこそこ違和感あるので、Bluetoothのヘッドホンしてみた。
スマホやWalkmanはいいけど、デスクトップPCだと、トランスミッタが必要になるっつー、なんちゅーか...状態なんだけど
こんな感じに動画見る時、邪魔なケーブルがないのは、ナカナカ良い。
ヘッドホンは激安なので、音はトホホ状態なんだけど、ま、いっかー
で、カナルだと長時間装着の違和感が嫌だったんだけど、コレだと、短時間でも違和感が嫌だっつースグ分かりそうな事をやってみて気が付くっつーオチ...orz
上熊本駅にオーデン ハム・ファクトリーってのが出来てて、ビールとピザ・ホットドックで軽くやれちゃうっつー、なんか わたせせいぞう 的な感じだったので、とりあえず、ピザをテイクアウトしてみた。
今度、トラッドな出で立ちで、いってみようかw
昨日の夜、M66 を撮る前に惑星状星雲を撮ってみた。で、土曜の夜(今夜)晴れそうだから、彗星は800mmで土曜日のお楽しみって事にしてた。
だもんで、今日、嫌な仕事が溜まってるから機材積んで休日出勤。激務に勤しんで、いざ山へ参らん...と思ったら、まさかの雨。それも真面目な雨...orz
こりゃ、ダメだなとさっさと諦めて帰ってきて、どよよん ← 今、ココ
ってな訳で、昨夜撮影した惑星状星雲。
NGC2022, 2017/03/18 20:02:50-, GS200RC(20cm, F8, RitcheyChretien), ASI1600MC-Cool(12x300s, Gain=300, 1/2ROI), LPS-V4, 1/2 Cropping
NGC2371-2, 2017/03/18 21:56:48-, GS200RC(20cm, F8, RitcheyChretien), ASI1600MC-Cool(16x300s, Gain=300, 1/2ROI), LPS-V4, 1/2 Cropping
スゲー風が強かったんだよぉと言い訳(ホントに強風だった)するけど、星が全然丸くないですなぁ... 1600mmをM-gen 100mmって無理があるかなぁ?真面目に極軸合わせなきゃイカンかなぁ... だってベランダだと気合い入らないしぃ... などと諸般の事情を反省する。
NGC2022 は、オリオンさんの頭なので、場所は悪くないんだけど、ちいさーい。1600mmを1/2にして、さらに1/2にしてこのサイズ。
状態が悪かったので、周囲の淡い部分は無理としても... う~ん...
NGC2371 は、ふたご座で、先日撮影した NGC2392 エスキモー星雲の近く。で、こいつは、ドッグボーン星雲と言うらしい。横に淡い部分が突き出してるようだけど、そこが全然写ってないので、残念な姿... こいつは淡い系の惑星状星雲だったのか...
NGC2371-2 は視覚的には2つのオブジェクトに見えるため、 NGC2371 と NGC2372 として登録されているらしい。中心星を挟んだ両側が2つのオブジェクトって事なのだろう。
最近撮影してた惑星状星雲を大きさを比較するために、無理やり拡大縮小してみる。
春っぽい霞んだ空で、薄雲もある中、無謀にもベランダで撮影してみた。
惑星状星雲を撮影しようと思ってて、実際2天体撮影したけど、これはまだ未処理。途中から月も出る事は分かってたけど、系外銀河を撮影してみた。
M66, 2017/03/18 23:49:49-, GS200RC(20cm, F8, RitcheyChretien), ASI1600MC-Cool(36x300s, Gain=300, 1/2ROI), LPS-V4
300秒で64枚撮影しようとしてたんだけど、最後の数枚は隣のマンションを写してた...orz
加えて、結構な風があったけど、途中、強風だったようで、伸びたり跳ねたり波打ってたりするのがあったので、それらを除いたら、36枚になってしまった。
1/2 ROI したら、60枚放り込んでもSI7はなんとか処理できた。DSOでもROIするのはアリかもしれない(小さい惑星状星雲とか銀河なら)。
撮影しようとして、APTのバーティノフエイドでピント合わせようとしたら、合ってるぽいのに、*がズレてるって現象が発生したので、*を目視でピント合わせした。
風の影響だろうか...
ASI071 でビックリしてたら、 ASI094 が出るらしい。
SONY IMX094 フルサイズCMOS搭載の冷却カメラって事だろう。
ASI1600(Four Thirds) でも画像処理重いとか言っちゃってるので、ASI071も、いまいちソソされない。なので、ASI094となると、全然ソソられない (^o^;
Nikon D500 に搭載されてる CMOS は何だか知らないけど、それを積んだ冷却カメラだったら、かなりソソられる。
きっと、ナンダソレ?的な感度になるだろうから...
暖かくなってきたけど、久しぶりにリウマチ出て、右手首いてぇ...orz
ジュピターっつーと、昔、「さよならジュピター」って小松左京のSF小説があって、映画まであって、これがビックリするくらいの駄作だったのを思い出す。
ジュピターっつーと、「ジュピター」って映画は酷評されてるけど、スターウォーズなんかより全然面白かった。映像もスゴいが監督もスゴい。何がスゴいって、ウォシャウスキー兄弟だったのが、気が付いたら、ウォシャウスキー姉妹になっちゃってるっつー。
で、これらジュピターとは、何の関係もないけど、木星撮ってみた。
とりあえず処理してみたけど、例によって、どうすりゃいいか分からず悶々中...
木星を AutoStakkert!2 でスタックした状態の比較。Gain, Exp を変えて撮影し、それぞれを25%, 50%, 75% スタックした。
えーと。ぶっちゃけ、どれでも大差ないですなぁ...
大差ないですなぁ... で終わっても良かったけど、どっかから、真面目にヤレッ!と言われそうな気配を感じたので、ウェーブレット処理処理したもので比較してみる。
全部同じスキーマで処理した。処理時のパラメタは↓
スキーマっつうと、どうしてもDBを思い浮かべてしまうけど、元々は図面的な意味らしい。で、スキーマとスキームってのは、同じかと思ったら、スキーマは概念的な設計で、スキームは具体的な設計を指すらしい。へぇ~。やっぱ、ググってみるが吉。
スキーマで盛り上がってしまったけど、処理後で比較したら、25%が良さそう。Gainを上げて、露出時間を短くしてる方がいい感じだと思うけど、どうでしょう?
Gain=300, Exp=0.07, 25%を出力したJpegをSI7で画像復元って処理してみた。
2017/03/11 03:00:22 GS200RC(20cm F8) + x2 TelePlus, ASI1600MC-Cool(Gain=300, Exp= 0.007s), 1000 Frames AutoStakkert!2(25% Stack) -> RegiStax6 -> SI7(Principle of maximum entropy)
RawTherapee にも、ウェーブレットみたいな処理があるので、やってみた。完全に迷路うろうろ中...
何をやったら、どう変化するかを把握したいけど、それぞれの調整が多すぎて整理できてない。
AS!2でスタックする%は、撮影時のシーイングで変化するだろうけど、25%より小さい方が良さそう。
RegiStax のウェーブレットは、Layer2 を思い切って上げると効くっぽい。SI7の画像復元は、0.3, 0.3 くらいから様子見て上げていく。
RawTherapee は強力でグリグリ調整できるけど、やりすぎるとザラザラ感が増す。
GPVは0時頃から快晴な予報だったのに、0時は全面雲。で、1時過ぎに見たら晴れてたので、夜中にゴソゴソ設置して木星撮影。
せっかく望遠鏡出したのに、木星だけでは寂しかったので、でっかい月はいるけど、銀河も撮ってやれ。
4時台はまだ月が頑張ってて、5時にやっと(それなりに)暗くなったけど、最後は薄明で使えないっつー綱渡り撮影ですなぁ。
M51, 2017/03/11 03:55:56, GS-200RC(20cm F8), ASI1600MC-Cool(Gain=300, Exp=11*600s, Temp=-10), LPS-V4
でっかい月がいても、明るい銀河なら、それなりに写るみたいだけど、全体が明るくなって、処理してるとザラザラになるってーのは分かった。
そうか、3/11 って東日本の地震の日か。幕張でエライ目にあったけど、熊本地震に比べれば地震の揺れは怖くなかった。
揺れ自身は、直下型の方が100倍怖い。
土曜日の夜、エスキモー星雲リベンジに燃えてたんだけど、月がとっても青いから撮ってみた(ホントは黄色かった)。
GS200RC(1600mm), ASI1600MC-Cool(Capture Area=1280x1024, Gain=139, Exposure=0.019598, Temperature=0.1), SharpCap, LPR-N, SER ->AVI
月とか惑星って、ほとんど撮影した事ないので、どう処理すればいいのか分かってないけど、無理やり処理。
1000回キャプチャした SER File を AutoStakkert!2 に放り込んで、25% コンポジット。
スライダーはこんな感じ。こりゃ、どうすりゃいいか分かりませんなぁ。場数を踏んだら分かるようになるのかなぁ...
コンポジット後
3/3 夜、エスキモー星雲 (NGC2392) を撮影したんだけど、残念な姿↓
2017/03/03 GS200RC(20cm, 1600mm, F8, RC), ASI1600MC-Cool(Exp=16*10sec., Gain=300, Temp=-10), LPS-V4
だったので、リベンジを試みた。
2017/03/04 GS200RC(20cm, 1600mm, F8, RC), ASI1600MC-Cool(Exp=26*120sec., Gain=139, Temp=-10), LPR-N
もちょっと明るくしてみた。どうすりゃいいかな?難しいですなぁ...
2枚をブレンド(Jpegを加算平均)して、レベルとかいじってみた。
ゲインを下げて、LPS-V4 だと露出時間が長くなりそうだったので、LPR-Nにして、26枚。
本当は64枚くらい撮影しようと思ってたけど、途中で曇ってしまったので、予定の1/3程度だったけど、ディテールはかなり改善したようなので、とりあえずヨシとしておこう。
64枚を一気に処理しようと思ったので、1/2 ROI して、2328x1760Pixelで撮影。
これだと、1枚約7.8MB。ROIしないと、約31.2MBなので、1/4で済むし、一気に26枚は処理できた。
小さな惑星状星雲はROIするのが良さそう。
手抜きフラットの続き。今度はちゃんとダークを引いてみる。
Gain=300, Exp=300, Temp=-10, Bin=1 のダーク。
300ピクセルを切り出し。赤・青・緑っぽい小さな点がうじゃうじゃ。-10℃でも、こんなに熱ノイズあるんですなぁ...
フラットからダークを引いてみる(ダーク減算済フラットを作っておく)。
少しノイズは残ってるようだけど、
ダークを引かなかったフラットはコレなので、効果はあるっぽい。
コンポジットしてみる。コンポジット時に、
1. ライトをローディングして、ダーク減算と、フラット補正。フラットはダークを指定。
2. ライトをローディングして、ダーク減算と、フラット補正。フラットは事前ダーク減算したものを指定
まず 1. の方。
フラット過補正になっちゃってるけど、ノイズ感が増えてる気配はない。
次、 2. の方。
明らかにノイズ感が増した。フラットはダーク減算しないフラットを指定して、フラット用ダークも指定するようにしないとダメらしい。
で、最終的な確認。
ダークを撮影して、
ライトからダーク減算、フラットは補正時にフラット用ダークを指定する方法(真面目にダークとフラット処理)
と
ライトから、フラット補正だけ。フラットにフラット用ダークは指定しない方法(手抜きフラット)
■真面目にダーク&フラット処理
手抜きフラットの方がいいとは言わないけれど、真面目に処理したのと、手抜きフラットで結果は大差ないとは言っても良さそう。
なので、
撮影対象が少なくて
同じ条件で撮影できる
ような場合は、手抜きフラットでもいいんぢゃね?
と思う。
手抜きフラット記事で使ってるフラットは、特に周辺減光の激しい BKP200/F800 + x0.7激安レデューサなので、GS200RCのみ(F8) で撮ったフラットも処理してみた。
予想よりずっと周辺減光強いような... LPS-V4で光害の激しいところでフラット撮影すると緑色になるんだ~。
なんか、真っ黒なゴミ(?)付いてるようなので、久しぶりにペタンコ棒使おう。
ペタンコ棒してみた。金属やプラスチックとかの微粒子っぽい。きっとカメラに望遠鏡の接眼部を取り付ける際に削れた粉が落ちてしまうのだろう。カメラを上にして装着してるんだけど、望遠鏡が天頂向いたりした時に落ちてくるのかな...
昼間は、春っぽくモヤモヤしてるけど、まぁまぁ晴れてたので、ベランダで撮影しようと機材設営。
で、今回は、本格的にCMOSファインダー使ってみた。ビクセンの微動雲台に乗せて、35mmのCマウントレンズを付けたAR0130。
これとASI1600MC-CoolをSharpCapで切り替えながら、アライメント。
今回は、サクサクとアライメントできた。これで、アクロバティックな体勢ともおさらばできるかな?
北極星が肉眼では見えなかったけど、極軸望遠鏡では確認できた(極望でも北極星しか見えなかったけど)。
SharpCapでPolar Align しようかと思ったけど、星が2個くらいしか見えてないのでダメ。
21時頃から撮影しようと思ったのだけど、さすがに光害すごいので、ちょうど天頂付近の NGC2392(エスキモー星雲)を撮ってみた。
GS200RC(20cmF8 RC), ASI1600MC-Cool(Exp=16*10sec., Gain=300, Temp=-10)
露出長すぎたかな...
光害のせいで星見えないと思ってたんだけど、実は曇ってたようで、気が付いたら、シリウスがぼんやりするくらいだったので、まぁ、写っただけでヨシとしよう。
しょんぼりな結果だったので、おまけ。
熊本駅名物、巨大くまモンの頭。周囲に人がいないのは、午前6時頃だから。
熊本県立図書館の裏の川に居た鳥。なんだか知らないけど、いっぱいいた。特筆すべきは、水の透明度。結構な街中なんだけど、水前寺公園の湧水なので、飲めそうな水。
ディザリングがどんな動きなのかってのをオヤジさんが悩まれてるようなので、参考まで
APT側は Dithering Distance:1, M-gen側は、Uniform square width 1.00 px の時の動き。小さな値を設定してるツモリだけど、そこそこ動いてる。
リウマチ出て痛くて難儀してる上に、昨日から花粉症がすごく悪化してるので、サイテー。いっぱいやらなきゃいけないコトが溜まってるけど、ちょっと仕事するの無理状態なので、サボって寝てたんだけど、オヤジさんが、フラット補正する時にフラットからダークを引くとノイズが増えるってのを悩まれてる。
なので、どんな感じでフラット補正してるか、まとめてみた。
以前は真面目に
フラットA = フラットB - フラット用ダーク
ライトA = ライトB - ライト用ダーク
ライトA’ = ライトA - フラットA
ってな感じで処理してたけど、最近は手抜きで、
フラット(コンポジットしただけ)
ライトA = ライトB - フラット
で誤魔化してる。で、ダーク・ノイズは気にならないのでヨシとしてたんだけど、本当にダーク補正されてるのか?冬だし冷却CMOSなので、元々ダークノイズが気にならないのか確認してなかったので、確認してみた。
まずは、ライト画像1枚。ベイヤー・RGB変換して、オートストレッチ後、横800ピクセルにしたもの。
Gain=300, Exp=300, Temp=-10, Bin=1
300ピクセルを切り出し。赤・青・緑っぽい小さな点が点在してる。
フラット。ライトを撮影したまま同じRA, DEC を鏡筒の前にトレーシング・ペーパーを付けて撮影したもの。
Gain=300, Exp=300, Temp=-10, Bin=1
300ピクセルを切り出し。
フラット補正。ダークもフラットのダークも使わないで処理する。
実際にフラット補正するタイミングはSIにライトのFitsをローディングした直後。ベイヤー・RGB変換などより前に行っている。
上の設定でフラット補正した後。
フラット補正前にあった赤・青・緑のプチプチが減っているのが確認できる。
ダークを引かないフラット(Gain, Exp, Tempはライトと同じ)を使って、フラット補正すれば、ダーク減算も行われているらしい。
フラット補正前。周辺減光で、四隅が落ち込んでる。
フラット。
フラット補正後。周辺減光が改善している(残ってるけど)。天体の山が大きくなっているので、S/N比が改善してるって事だろう。
APTの Flat Aid を使って作ったフラットを使えば、もっと綺麗に補正されるかの知れないけど、未確認。その場合、Expが異なるので、ライト用とフラット用のダークを撮影して、それぞれ減算する必要が出てくる(ので、面倒くさいなぁ~)。
元々、ゴミによる目玉汚れが気になったので、フラット補正してたけど、やっぱ、やった方が全然イイってのは確認できた。メデタシ。
ついでに、ディザリングして6枚コンポジットすると、こんな感じ。
レベル調整だのなんだの処理すると、こんな感じになってたんだ。
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