NGC2392 で比較してみる
GPVも星空指数もダメな値だけど、晴れてる。もちろん、丸い月がいるので、対象は限られるけど、とりあえず撮影してみよう。
って訳で、NGC2392 を撮影してみた。
ディテールは短時間多枚数の勝ち。処理時に、450枚撮影したものから目視で約300枚を選んでコンポジットしたので、シャープになったのだろう。
鏡筒は、 GS-200RC。x2 TelePlus で 3200mm F16 相当にして撮影。Capture Area=1280x1024 (SharpCap)
60s 露出した方は、APTで1/2 ROI したので、2322*1754 だったものから合成後にCropした。
5秒露出の各コマはこんな感じ。これらを、ディベイヤーする前の画像を目視で選別するのは、結構しんどかった。中心星に芯があるような感じのものが良さそうだった。
300*5s をモノクロ化して L画像にしたものに、48*60s をRGB画像としてL+RGB合成してみた。
NGC3242, Capture Area=1280x1024, Exp=130*30s, Gain=300
月の近くにあった惑星状星雲。なんか、ぬるんとしてる
NGC2440, Exp=26*120s, Gain=300 APTでティザリングして撮影
サイズ比較用に、1274x1020 でCropしてみた。シリウスの近くにある面白い対象。月が無ければ、淡い部分がもっと出ると思う。
機材はベランダに置きっパにして仮眠。明け方、惑星も撮ってみた。
GS200RC + x2PowerMate + x2TelePlus(6400mm F32), Capture Area=1280x1024, Exp=2000*0.025s(15%), Gain=300
GS200RC + x2PowerMate + x2TelePlus(6400mm F32), Capture Area=1280x1024, Exp=2000*0.020s(15%), Gain=300
ステラナビって惑星の模様(地形)もシミュレートできるって知らなかった。で、実際に撮影したものと比べてみても、ココはドコ?状態。一番暗い部分が、大シルチスってやつだろう(木星の大赤斑的にメジャー地名と思う...)
薄曇りだったけど、惑星はなんとか。空の状態は春になってきてるっぽい。
らっぱさんから AutoStakkert でコンポジットできないの?ってコメント頂いたので、やってみました。
左右ひっくり返して90度回転させたものを L画像にして、RGBと合成してみた。
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450枚から300枚ですかあ・・さすがに根性ありますね(^_^)v
現役の戦士だとこの位は楽々なんだろうなと変な事で感心しています、すんません(^^;)
データーをいかに大事に扱うかで仕上がりに大きな違いが出る事の証明かなと感心しています、
この300枚はAS2でもコンポジット出来ますか?、エリアを小さくしてできるんだろうかと気になりました?
昨夜は月見で終わりでした、赤道儀を持ったらいやに重く感じて体力が落ちてます(T_T)
投稿: らっぱ | 2018年3月 3日 (土) 09時02分
全然、楽々ぢゃなくて、四苦八苦してやりました... AS!2とかAS!3を使えば楽に出来そうな気もしたんですが、出力がベイヤー fits だったので、地味に SI7 でチクチク家内制手工業しました...
で、SI7 のワークフロー使って、130枚を一気にベイヤー・RGB変換とオートストレッチして別フォルダに吐き出してみました。
このディベイヤー済fitsファイル群を AS!2 のopenから一気に指定して読みこんで、place AP glid して analize, stack してみたら、tiff が出力されましたが、モノクロっぽいです...
モノクロになっちゃった AS!2 でコンポジットしたのを追記しておきます
投稿: けむけむ | 2018年3月 3日 (土) 10時00分
あらら?
AutoStakkertでスタックするとモノクロになっちゃいました?
念のため、メインメニューの「カラー」タブを見てみてくださいな。
ASI1600MCのFITSファイルでしたら、ここで「BGGR」型のディベイヤーを指定する必要があります。(GRBG型の天地を反転させた配置)
以下ご参考まで♪
https://apranat.exblog.jp/27718105/
投稿: あぷらなーと | 2018年3月 4日 (日) 05時47分
おおお、そうなんですか‼
やってみます
投稿: けむけむ | 2018年3月 4日 (日) 09時10分