BKP200 フォーカサを調整してみる
いつの頃からか、BKP200でピント調整が難しくなった。ってのが、フォーカサの動きが悪くてガリガリ音がする。
ので、バラしてみた。
で、色々知らべてみたら
結局は、フォーカサの裏側(?)の2本のイモネジで調整すればいいだけだったのが判明。
移動時の振動とかで緩んでしまうと、フォーカサの動きが悪くなるって事なんだろうと思う。イモネジ含め、ここらのネジはかなりキツク締めあげた方が結果は良かった(動きがスムーズでカメラの重さで戻らなくなったりしない)。
なんで、ここまで大掛かりに調べたかと言うと、BKP200を買ってスグの頃、光軸調整した時にしでかした事があったので。
調整用のレーザーのセンターが取れてない状態(元々ズレた状態でゴムみたいなもので固定されてた)で調整しようとして、レーザーが主鏡で円を描くのは、フォーカサが傾いてるからだろうと思って、いじっちゃったんだよね。
なので、光軸調整しても片ボケしてる状態なんだと思う。
これをどうにかしようとずっと思ってたので、今回思い切って分解してみた。
で、フォーカサの押ネジ、引きネジがフラットな状態(と思う)にしてみた。
フォーカサを鏡筒に取り付けてる加工精度が怪しいので、この状態で撮影して四隅を確認してみよう。
雲はたくさんあるし、台風の影響か強風だったけど、像のチェックだから、ベランダで15秒露出4枚撮影すりゃなんとかなるだろうと思ってやってみた。
結果、フォーカサーの高さ調整はやってないけど、そこそこ改善したので、ヨシとしよう(ピンボケドーナツで確認したけど、ぱっと見は、偏ってるようには見えなかったので、スルーして撮影してみた)。
こんな感じのダンカン・マスク作って確認してみると、もう少しハッキリするかも知れない。
大きなドーナツがあるのは分かってたので、フラットも撮影。ビニール袋を輪ゴムで止めて撮影するだけ。
ビニール袋被せただけでも、このくらいは補正できる。光害激しいベランダだったので黄色いフラットになってた。
補正後もドーナツ跡が確認できる。
Light, Flat とも、ASI1600 Gain=300, Temp=0, Exp=15
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もしかして、主鏡の鏡も外したのですか。
凄い!
投稿: オヤジ | 2018年7月22日 (日) 08時47分
まさか。
今回はフォーカサ外しただけです。
どの写真(記事)で主鏡を外したと思われたんですか?(表現に問題ないか確認したいので)
主鏡は、もっと汚れたら外して洗うかも知れませんが、今のところ無問題です。
投稿: けむけむ | 2018年7月22日 (日) 09時47分
黒くて丸い蓋、これの上に主鏡が乗っていたんだなーぁと、勝手な想像です。
まあ、スイスイ彗星とわくわく惑星の違い位ですね。(爆)
投稿: オヤジ | 2018年7月22日 (日) 12時16分
>黒くて丸い蓋、これの上に主鏡が乗っていたんだなーぁと、勝手な想像です。
最初の写真ですか?主鏡の蓋です。
表現に問題無さそうで安心しました。
投稿: けむけむ | 2018年7月22日 (日) 15時21分
心配してください。
おねげーしますだ。
投稿: オヤジ | 2018年7月22日 (日) 15時31分
何を、どう、心配しろと?
投稿: けむけむ | 2018年7月22日 (日) 17時42分