ブログ終了のお知らせ
永らくご愛顧頂きました「けむけむの明日から本気だす! シーズン2」は今回で終了です。
まぁ、バレバレと思いますが、ブログの容量制限が寄ってきたので、シーズン3に突入です。↓で新装開店、書いてある事なんも変わらず、為になる記事皆無、人を不快にさせる場合もアルデヨ... で、よろしこ
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永らくご愛顧頂きました「けむけむの明日から本気だす! シーズン2」は今回で終了です。
まぁ、バレバレと思いますが、ブログの容量制限が寄ってきたので、シーズン3に突入です。↓で新装開店、書いてある事なんも変わらず、為になる記事皆無、人を不快にさせる場合もアルデヨ... で、よろしこ
快晴だったので、テストしてみた。0時過ぎに半月が昇るので、それまでの間にリッチークレチアンに x0.75レデューサで 1200mm にしてオフアキでガイド。
確認したいのは、以下の2点
1. オフアキのガイド側の像とガイド状況
2. 周辺像
GS-200RC に x0.75 レデューサ・フラットナを使って、OAGを経由したバックフォーカス 55mm での試写。
NGC281, 26*120s。32枚撮影してガイドが失敗してるのをハネて26枚合成したように見えるけど、実はどうせ周辺像確認だし寒いしもういいやって、途中でキャンセルしただけ。ガイドは全部無問題だった(もちろん撮影中は部屋で寝てるんだけど確認に行ったら寒かったので早めに切り上げたかった)。
例によって何だか知らないけど天頂付近の西側(東側はウチのマンションで見えない)にいた天体。
なんか見た事あると思ったら、少し前にあぷらなーとさんがナロー合成してたヤツ。ベランダでカラー撮影なので、淡い部分は全然出てないですなぁ。
ついでに、LEDトレース台のフラットのテストもしてみた。フラット使わないとこんな感じで、コントラストいまいちな感じ。フラットが合うとシャキっとする(目玉が湧くので炙れないって事情もあるけど)。
NGC891, 27*180s。ベランダでも18等級は確認できた。ただ、彗星だと像が淡いので16等級くらいかな?
ガイド、合格ッ!
ガイド星は丸かった(ピント合わせるの大変。ガイド側がスムーズに微調整できるようにしたいなぁ、笠井のT2マイクロアジャスターってピント調整用に使えるかな?カメラが回転しちゃうとNGなんだよね... 5mmくらいのヘリコイドとか無いよねぇ)。けど、ガイドはかなりグダグダだったので、色々調整。
Exp や RA Agr, DEC Agr をチクチク修正して落としどころを捜した。
ピント調整時に以前のバナナっぽい像も出たので、大きくピントがズレてドーナツ像になるはずが周辺像が悪い時はバナナになるって事っぽい。
ピント調整は PHD2 を止めて(カメラをリリースして)、SharpCapで像を見ながら、OAGのプリズムの付いてる棒を入れたり出したり(時計仕掛けのオレンジ的表現だけど)。
これが、なかなか難しい... 棒に CRC-556でもかけてみようか...
ガイドがグダグダしてる時はディザリングが安定せずタイムアウトしちゃう。けど、構わず撮影続行。
調整したら、ガイドは、このくらいの状態だった。少し風もあったしね(10階ベランダ、風に弱い)。
x0.75レデューサは周辺像も良いので問題なくガイドできた。これでGS-200RCは1600mm, 1200mm どちらもオフアキで運用できそう。
LEDトレース台、トレーシングペーパー数枚くらいだと、露出時間が 0.00064秒。これだと、うまくフラットが出来なかった(ザラザラしちゃった)ので、0.75mmの半透明のポリプロピレン(PPクラフトシート)を2枚重ねてみたけど、それでも露出時間は、0.013秒。短いけど、このくらいだと使えるフラットが出来た。
もう少し露出時間を長くしたいな... 数秒とか...
これは、すごい。良質なCG、おちついたナレーションとBGMで、すごく詳しい内容を短時間で説明しちゃってる。
諸説あります... の領域とは思うけど、面白い。語られている言葉(表現)が正しいと思う。YouTuberが作ったであろう、なんとなく科学っぽい動画で使われる得体の知れない言葉(表現)の混じる、なんちゃって動画とは一線を画す内容。
ハリウッド、ゴジラ好き過ぎ
屈折(BLANCA-70EDT 70mm F6 = 420mm)
リッチークレチアン(GS-200RC 200mm F8 = 1600mm)
は、オフアキ(ZWO OAG)でうまく撮影できた。
残るは、ニュートン反射(BKP200/F800 200mm F4 = 800mm)だ。上記は笠井トレーディングのフィールド・フラットナーII でうまく行ったけど、ニュートンは、コマコレ(baader MPCC III)なので、このバックフォーカスを調整してみた。
これまでは、ニコン・マウントにして、OAG側にもニコンマウントアダプタを付けてたので、OAG 使うと、バックフォーカスが70mm以上になってたんぢゃないか?と思う。
さすが、コマコレは 2014/12 から使ってたし、出番が多かったので傷だらけ。ガンプラだったらいい感じのウェザリングと言いたいトコロ。
baader 社のサイトから無断借用したけど、 MPCC Mark III は、こんな感じで2つのリングを外すと、M42 から M48 に変更できる。
M48 で接続してた 笠井トレーディング フィールド・フラットナーII を外して、コマコレクターを M48 で直結すると、バックフォーカスは、 16.5 + 21 + 11 + 6.5 = 55mm。これでやってみよう。
【追記】
タックさんからも、55.5mm の実績があると聞いたので、これで良かったみたい。
【追記】
OAGを使わなかった時を調べてみた。
MPCC を M48->M42 変換リング付けて、カメラ側はニコン->4/3変換 + 4/3->M42変換で、合わせて 50.5mm。
55mm より、50.5mm の方が良さそう。 もう少し短くしてみたら、いいかも?
バックフォーカスは、 16.5 + 15 + 11 + 6.5 = 49mm。ちょっと短くしすぎたかな... と言って 5mm 足すと 54mm なので、ほぼ 55mm。これで確認してみるか...
と思ったけど...
ガイド側が 6mm 縮められないので元に戻そう... orz
BKP200 で OAG 使った場合、実際には四隅ではなくて、ココに当たる部分を使う事になるはずで
拡大すると、こんな感じなので、PHD2でガイド中に見てた像に近い。このくらいの像ならガイドは無問題。右側はちょっと彗星っぽく伸びてるので、これが激しくなったのが以前の像に合致しそう。
800mm 基本、彗星撮影用で正方形に crop するので、周辺悪いのは、見なかった事にして蓋しちゃおう。
11/24 月は大きいけど連夜で快晴なので、ニュートン・オフアキ実践。
PHD2 でガイド星を探すと見つからない。露出を延ばすと、モヤモヤした像がある。そこで、ガイド側を SharpCap で確認すると、ピンボケ像だった。
フィールド・フラットナーII と MPCC Mk3 出はガイド側の合焦位置が少し異なるようで、OAGのネジを緩めて ASI120MM を動かしてピント合わせ。
この作業は地味に面倒... 明るいうちに調整できるなら、済ませておいた方が良さそう(風景で撮影側にガイド側のピント位置を合わせておけばいいだろう)。
ピントが出たのでアライメント。星は楕円だけど、このくらいなら無問題。
ディザリングも成功。
諸般の事情でモノクロ。満月だからHαで... とか、日和った訳ではない...
カラーで普通に撮影したけど、 GS-200RC F8 の感覚のまま、180秒も露出しちゃったら、流石、F4明るくて、物凄い事になっちゃった。それを無理矢理モノクロ化して合成して誤魔化したっつ~オソマツ。ただ、そのくらいスゴイ写真でもASI294MCPだと、どうにか出来ちゃうって恐ろしさも知った。
※この記事と関係ないけど、ASI294MC Pro の動作可能温度は、 -5℃~45℃と明記されている。冷却は外気温から35~45℃下げる能力を有しているけど、冬で気温が 0℃だから、-30℃まで冷やしてやれ... ってのは、動作可能温度外。
なので、夏も冬も 0℃で撮影している(氷点下になってしまったら、0℃を下回るだろうけど、幸いほんとんどない)。
これと、タフブックを並べて使ってたら、すごい光景になりそう...
満月期は良く晴れる。晴れても満月だしなぁ~とボヤいて酒飲んで寝ちゃってもいいけれど、満月期でも色々出来るはず。暗い空だと勿体なくて躊躇しちゃうような真似だって、やりたい放題だ。
っつ~訳で。
ZWO OAG でガイドスコープとの決別を考えたけど、星ぢゃなくてバナナでガイドしなきゃならない事態で尻尾巻いて退散... してたけど、リベンジ。
コンデジのダイアルが変なトコロに動いてたせいか、もやーっとしてるけど、こんな感じぃ。ケーブルも纏まるし、スッキリ感がありますなぁ。
左から 「笠井トレーディング ED屈折用フィールド・フラットナーII」、「ZWO OAG」、撮影側:ZWO ASI294MC Pro、ガイド側 ZWO ASI120MM。見えてないけど、対物側に IDAS LPS-V4(セミナローネビュラフィルター)が仕込んである。
以前は、OAGとフラットナーをニコンマウントで接続していたが、今回の構成は M48直結。
あぷらなーとさんが、フラットナーのバックフォーカスを調整された記事『餅は餅屋?その⑤』を読んでやってみたら大正解。ちょっと故きを温ねて新しきを知った気分。
これで、420mm と 1600mm は同じモジュール構成で撮影できる。レデューサが使えないのと、F4 ニュートンも統合したいけど、ソコは無理だろうなぁ...
1600mm 直焦点でキャリブレーション中。星が☆になった!
いい感じぃでガイドしてくれてる(その後、風が出てきたら、さすがにガチャガチャしはじめたけど)。
NGC40 を撮ってみた。これ、60秒露出の1枚。コンポジット前でこのクオリティ。
笠井トレーディングのED屈折用フィールドフラットナーII と GS-200RC の組み合わせは、確かに相性がいい。BLANCA-70EDTの時よりいい。F8純リッチークレチアン用フィールドフラットナーと呼んだ方がいいような (^o^)。
32枚コンポジット。フラット処理無し
最大エントロピーで画像復元してみたけど、いまいち...
RegiStax で処理してみた。
NGC40, 2018/11/23.5722, 32*60s, GS200RC(20cm F8 Ritchey–Chrétien) , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/4 Cropping
M76(NGC650), 2018/11/23.6362, 32*180s, GS200RC(20cm F8 Ritchey–Chrétien) , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/4 Cropping
NGC2392, 2018/11/23.7019, 32*30s, GS200RC(20cm F8 Ritchey–Chrétien) , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/4 Cropping
NGC2440, 2018/11/23.7408, 27*30s, GS200RC(20cm F8 Ritchey–Chrétien) , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/4 Cropping
NGC2371, 2018/11/23.8119, 32*180s, GS200RC(20cm F8 Ritchey–Chrétien) , ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/4 Cropping
サイズは比較できる。満月があっても、90度くらい離れれば、淡い部分も少しは写る。露出時間に注目して貰えると、惑星状星雲の明るさは差が激しいのが分かる。
フラットはLEDトレース台で撮影したけど、使っていない。ってのが、少し露出時間を延ばそうと思って、フラットは Gain=0 (HDR)で撮影したけど、ライト(Gain=390(LRN))よりノイズが多くて全然使えなかった。
ASI294MC Pro の横シマなノイズに困ってたけど、原因は APT の仕様変更に気が付かないで HDR で撮影してたかららしい。
不思議な感じだけど、UnityGain以上に感度を上げないとノイズが増えるってグラフを実感。
ASI294MC Pro は LRN(Gain=390)で常用する(フラットやダークもLRNで統一する)のが良さそう。
これまでの
快晴だったので、明け方の彗星をベランダで狙ってみたけど、さすがに、ギリギリ。天文薄明頃、やっと写り始めたので、30秒露出で光に埋もれるまでシツコク撮影。
C/2018 V1(Machholz-Fujikawa-Iwamoto), 2018/11/22.8648, 32*30s, 7cm F6 Refractor, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=9.8(SI7)
フラット引いてみたら、なんか悪化したっぽい...
フラット処理止めて16枚コンポジットの方が綺麗になった予感...
満月っぽい月はいるけど晴れてるのでベランダで急遽テスト。
撮影機材はコレ。BLANCA-70EDT に フィールドフラットナーII を付けて、 ZWO OAG 分岐で撮影は ASI294MC Pro、ガイドは ASI120MM。
何を失敗したのか謎だけど、ダークライブラリ使うと、星が一瞬見えて、真っ暗になる... ので、ダーク使わずにガイドさせてみる。
オフアキでバラ星雲を 180秒。1枚撮り。でっかい月はいるし、ライト付けなくても作業できるくらい明るいベランダなのに、バラ星雲って意外と良く写るんですねぇ。
四隅を確認。最遠部は少し流れてるけど、これなら全然Ok。
オートガイドもさすがオフアキで、丸い。
ASI294MC Pro の撮影 Gain でモヤモヤしてるので、60秒で比較してみた。いずれも4枚コンポジット。HDR(Gain=0), Unity(Gain=120), LRN(Gain=390) で比較してみた。いくらなんでも差が出なきゃオカシイと思うけど、レベル調整したら、ほとんど差がない。ホント?!
あまりに不審だったので、調べてみた。そしたら、APT がいつのまにか便利(?)になってて、撮影時の Gain を settingsで ASCOMドライバから変更しなくても良くなってるっぽい。
ただし、上記を有効にするには、Settings の CCD タブで Manage gain にチェックを入れておく必要がある(デフォルトでチェック入ってるっぽい。だから勝手に Camera タブの Gainが有効でASCOMドライバで設定変更しても負けるってコトらしい)。
LEDトレース台、いい感じ。
でも、かさばるので山へ持って行くのに、ちょい邪魔だし、ダンボールに入れてるけど、バキッって音したら泣く。
で、見つけたよ、コレ。
B4サイズが入るアルミのアタッシュ。これ使えば、無駄にスタイリッシュにLEDトレース台が運べそう。
でも、レビュー読むと... 誰か人柱になって欲しいなぁ~
結露で逃げ帰る前に撮影してた彗星。
スイフト・ゲーレルス彗星
64P/Swift-Gehrels, 2018/11/17.5163, 10*240s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=12.8(SI7)
ウィルタネン彗星
46P/Wirtanen, 2018/11/17.5373, 16*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=10.1(SI7)
月の近くだったので厳しかったけど、上方向に尾があるような無いような...
山でLEDトレース台でフラット撮影するとこうなって、かなり怪しい。職質されたら答えに困りそう...
快晴だったけど、結露にやられて逃げ帰った。らっぱさんによると濃霧になってたっぽい。確かに朝、山方向を見たら雲の中だった。逃げ帰って正解。らっぱさんは霧の上まで行かれたようで、流石な判断。
明け方の C/2018 V1 を撮影しようと吉無田高原行ってきた。半月が居て、1時頃沈むので、0時頃から気合い入れて撮影... と思ってたんだけど、
0:12 頃
M78 を撮影してた最後の3枚が流れまくり。鏡筒が三脚に当たって止まってるとか、ケーブルがどこかに引っ掛かって断線寸前とか、そーゆー悪夢状況が脳裏を過ぎる。
けど、そんなことになってない。はてな?
と思ったら、ガイドスコープ結露しまくり。湿度が60->70->80%と増加して、23時頃から無風になったので、ヤバいと思って乾燥空気は送ってたけど、ガイドスコープがやられてて、こんな事に。
で、撮影再開と思ったけど、どうも像が変。主鏡はピカピカで無問題... と思ったら斜鏡がやられてた... orz
ので、明け方の彗星諦めて、尻尾巻いて退散。
吉無田高原、これまで結露した事なかったけど、前日に雨が降った後だとダメかぁ...
この前に彗星も撮影してたけど、モチベーション下げ下げになってしまったので、とりあえず寝てしまう... orz
流れてる3枚、ダーク引かずに処理したら、右側にアンプグロー出現。ASI294MCP、ダークは必須。ASI1600MCCは、ダーク引かなくてもディザリングしたら誤魔化せたけど、294の方がアンプグローは強烈。
別に怠惰な生活してるのを反省してネジを締め直すと言ってる訳ではなくて(怠惰な生活は否定しないけど)、先週の山であちこち緩んでたので、締め直した。
RA, DECのクランプとか三脚の長さを調整するトコとか。
で、ついでに赤道儀のギアの遊びも確認。RA側は簡単だけど、DEC側は、一度鏡筒を積む部分を外さないとカバーが外せない。
目立った遊びはないようなので、開けて確認しただけで閉めた (^o^;
PHD2 でオートガイドする時、赤道儀側のバックラッシュ調整とかあると邪魔するようなので、工場出荷状態に戻して観測地の緯度経度と時刻を設定。
これで PHD2 のパラメタを色々調整してみよう。
例のフィールド・フラットナを使って GS-200RCが合焦点するかの確認。90mm延長筒は25mmを付けた状態で、フィールド・フラットナ使うと、ココで無限遠。
レデューサ・フラットナを使った場合もほぼ同じくらいなので、フィールド・フラットナ使うと、90mm延長筒は調整しなくて良さそう。
試しに、笠井のRC用x0.75レデューサとフィールド・フラットナを組み合わせたら無限遠出なかった。
マックホルツ-藤川-岩本彗星
C/2018 V1(Machholz-Fujikawa-Iwamoto), 2018/11/14.8373, 32*60s, 7cm F6 Refractor, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=10.1(SI7)
日曜の早朝に撮影し損ねた マックホルツ-藤川-岩本彗星 (C/2018 V1) をやっと撮影。東側のベランダは狭いので BLANCA-70EDTで。ベランダでは尻尾は無理だったかな?あるような無いような...
彗星の出待ちで。420mm だと、こんなにカワイイ姿だったのか...
中央をゆっくり下がっていくのが彗星。04:23:44~05:39:43 を60秒露出で75枚。APTのサムネを使ってアニメーションGIF化
笠井トレーディングのED屈折用フィールドフラットナーⅡ
BLANCA-70EDT をオフアキした時、周辺像が伸びてて、どうにもキモチ悪かったので試してみる事にした。
四隅が非均等にキモチ悪い... orz 中心はシャープなのにね...
いつものアンテナを撮ってみたら、こんな感じ。まぁ、星を撮ってみなきゃ何も分からないけど。
で、晴れてたので、ベランダから試写。
のりきゅう先生の WOstar71II には及ばないものの、かなり頑張ってくれたと思う。これなら、何か撮影しようって気になる。フィールド・フラットナーII イイ! (^o^)
これ、レデューサと組み合わせたらどうなるんだろう?...
リッチー・クレチアンで使ったらどうなるんだろう?...
あぷらなーとさんが、以前からLEDトレース台でフラットってのは覚えてた。で、最近、APT の CCD Flats Aide で、フラットは思ってたより、ずっと明るいってのも知った。
これは、真似せねばなるまい。と思って発注してた LEDトレース台到着。20cmまでなので、B4サイズ。
なんか、かな~り、フラットなんですけど~。LEDのブツブツが見えたりもしない。全体がぼわ~と均一に光ってる感じ。光はかなり柔らかい。
かなり柔らかい光になった。日中の青空を素で撮ると、0.03秒くらいの露出が適正だったけど、これだと、1秒くらいは必要になるかも知れない。
あとは、実際、鏡筒に乗せて色々と試行錯誤してみよう。青空フラットより白くていいフラットになる予感。
天体を撮影するのと同じ構成(鏡筒、カメラ、フィルター、補正レンズ)、同じ Gain でフラットを撮影してみる。
鏡筒の上に LEDトレース台を置き、4方向へ動かして4枚つづ撮影してみた
撮影すると、こんな感じ。露出は 0.06秒(思ってたより短かった)
どちらかの方向に極端な偏りなどなく、トレース台はフラットと思って良さそう。同心円がズレてるのは、光軸か接眼部の傾きが影響している気がする。これを使って鏡筒の調整も出来そう。
左からフラット無、青空フラット、トレース台フラットを使って処理してみた。
差はあるんだけど、青空フラット、トレース台フラットのどちらが良いか判断できない...
人間ドックで肺の精密検査になった。これまでも何度か引っ掛かった事あって、以前の肺炎の痕だろうって診断だった。きっと同じ結果だろうと思って CT したら、あちこち炎症を起こしてるらしい。
それって肺炎だよね?
これまでも、咳が出るし、痰が絡むので、龍〇散とかしようかと思ってたけど、ひょっとしたら、ヤバいのかも?
でも、次回定期通院は来月中旬だから、そこまで待ってりゃいいかな?と思ってたら、夜中咳が止まらない。寝てられないので急遽ブログ書いたりして、大丈夫か俺... な状況。
朝になったら、近所の呼吸器科も兼ねてる内科に行ってみよう。多分、どこかに紹介状出る予感。
---> 結局、最初の大学病院で膠原病内科から呼吸器内科に回して貰う事になって、来週月曜日に行く。近所の内科では咳止め貰って、夜寝れないのを緩和するだけ。
土曜~日曜にかけて、吉無田高原で撮影してきたものの処理がやっと終わった。
ゲーレルス第2彗星
78P/Gehrels 2, 2018/11/10.4418, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=14.6(SI7)
スイフト・ゲーレルス彗星
64P/Swift-Gehrels, 2018/11/10.4716, 16*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=13.3(SI7)
ウィルタネン彗星
46P/Wirtanen, 2018/11/10.5076, 16*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=9.7(SI7)
パンスターズ彗星
C/2017 T2(PanSTARRS), 2018/11/10.6325, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.2(SI7)
ステファン・オテルマ彗星
38P/Stephan-Oterma, 2018/11/10.6936, 16*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=12.6(SI7)
パンスターズ彗星
C/2016 N6(PanSTARRS), 2018/11/10.7209, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=14.5(SI7)
ジャコビニ・ツィナー彗星
21P/Giacobini-Zinner, 2018/11/10.7397, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=14.5(SI7)
ウエスト・ハートレー彗星
123P/West-Hartley, 2018/11/10.7653, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.2(SI7)
アトラス彗星
C/2018 A3(ATLAS), 2018/11/10.7789, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.3(SI7)
パンスターズ彗星
C/2016 R2(PanSTARRS), 2018/11/10.8009, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MC Pro(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=16.0(SI7)
撮影時刻順。やはり、ウィルタネン彗星は明るく、肉眼彗星になって、星野写真でも彗星と分かる姿になるだろう。
C/2016 R2 など、らっぱさんの写真では尾が確認できる。やはり16枚くらい撮影しないと淡い部分は厳しいのが分かった。
明け方のマックホルツ・藤川・岩本彗星 C/2018 V1(Machholz-Fujikawa-Iwamoto) を撮り逃がしたのは残念だけど、大漁だったので満足。
C/2018 V1 は、今月20日頃までが撮影好機か?その後は太陽に近付き過ぎて撮影できなくなるだろう。
来月 5日頃からは夕刻に西の低空に現れるかも知れないけど、数日しか撮影チャンスは無さそう。崩壊・蒸発してしまって現れない可能性もある。
彗星の出待ちで時間調整は派手なモノを撮影するんだけど...
オリオン座にあったから、派手だろうと思ったら、まぁ、地味... しかも淡いので、かなり無茶に炙らないと出てこない。
炙り過ぎると、邪な横縞が出るのが分かった。少ない枚数(8枚)をめちゃめちゃ炙ると目立つって事っぽい。
これ、曇り空撮ってるのと大差ない...
2時頃起きたら快晴だったので、ベランダ放置。前回は、BLANCA-70EDTで試写したので、今度は、BKP200/F800 を使ってオフアキのテストも兼ねる。
馬頭星雲, 36*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MCP(Bin=1, Gain=390, Temp=0), No Cropping
これ、オフアキは止めて、ガイドスコープにして撮影した。最初、オフアキでやってみたけど
BLANCA は少し変形しててもガイド出来てたけど、コレで無理矢理ガイドしてると、しばしばロストする。
どうも周辺像がすごく変で、コマコレからカメラまでの位置がかなり変わってるのが影響してるのかも知れない。
オフアキでガイドスコープ無くなったら準備が楽だよね?と思ってたけど、実際に撮影するまでが大変で逆効果なのが判明したので、あっさりオフアキ止めて、ガイドスコープの運用に戻そうっと。
彗星も撮影した。明け方のおとめ座の新彗星も狙いたかったけど、詳しい位置が分からなかったので断念。
64P/Swift-Gehrels, 2018/11/09.7236, 8*120s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MCP(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=13.0(SI7)
38P/Stephan-Oterma, 2018/11/09.7403, 8*180s, 20cm F4 Newtonian, ASI294MCP(Bin=1, Gain=390, Temp=0), 1/2 Cropping, mag=12.9(SI7)
下の大きな星はエスキモー星雲
天体関係各位
御世話になっております。明日の星空指数は100です。月齢2.4 で、18:44~05:18まで、やりたい放題です。GPVは真っ黒です。
なので、山行きます。YSMTです。明るいうちからフラット撮影したりしてると思います。
ヤバい!新彗星が発見されたっぽい。それも、Machholz-Fujikawa-Iwamoto になりそうな... 10等級らしい。おとめ座ポリマ付近。
フラットは難しい。うまく合わない事が多い。
APT の機能である CCD Flats Aid を使用すると適切な露出時間を求めてくれる。その露出時間はビックリするくらい長くて、適正なフラットは思ってたより、ずっと明るかった(あぷらなーとさんによると、サチる 1/3 程度)。
夜撮影時に、天頂付近だと、そこまで明るいフラットを作るには5~10分の露出が必要だろう。
それでは堪らないので、ずっと低空で市街地フラットを利用している。トレーシングペーパー付けて市街地上空でも2分程度の露出が必要だったりする。
その市街地フラットを使って処理すると...
明るさにムラがあったのだろう右側が明るくフラットになっていない。しょうがないので、 FlatAide の御世話になる。
で、別法を試してみた。
使ったのは、天頂付近を日没前に撮影したフラット。トレーシングペーパー付けて天頂に向けて撮影するけど、露出時間は、0.03秒。撮影時と同じ Gain だと、この程度の時間が ADU 20,000 程度になった。
フラット用ダークも 0.03秒で撮影。ほぼ、バイアス。
市街地フラットは変な色になる。前回は茶色になってた。天頂フラットはグレーで、周辺減光がハッキリしている。
この画面の見方とか知らないけど、右側(超短時間フラット)の方が効きそうな雰囲気を漂わせてる。
いくらなんでも、0.03秒はどうよ?って気もするので、トレーシングペーパーを重ねて Gain を下げて、10秒くらいで撮影してみるのも良さそうだけど、パパっとやるには、昼間の天頂で超短時間もアリだと思った。
ザラザラしてるのは、トレーシングペーパーのムラかも知れない。で、あれば、数枚撮ってはトレーシングペーパーを回転させて撮影を繰り返してコンポジットすれば、もっと滑らかになるだろう。
ただ、このザラザラが悪影響を及ぼしてるようには見えない。
ASI294MC Pro は、どんな写りだろうか?ココ、興味ある人も多いと思うので、ベランダ放置でメジャー天体を撮ってみた。
基本データ
BLANCA-70EDT (70mm F6) + 0.8 RD = 336mm(F4.8)
ASI294MC Pro (Gain=390(Lowest Read Noise), Temp=0゜C, Exp=300sec.)
ZWO OAG Guide by ASI120MM
NGC6960, 薄明終了頃から16枚。なので、周囲のマンションなどの灯りがキツくて淡い部分は無理
M31, 22時過ぎなので、少し良くなったものの光害はまだまだ激しい。16枚。80分なのに、赤プチが少し見える(気がする)。赤はASI1600MC-Coolと同等か、より以上に出るっぽい。
M33, 0時頃。かなり光害は減った頃。寝るので28枚放置。140分露出だし、空もかなり暗くなったので、赤プチも良く出てる
M42, 02:30~ 32枚、二度寝放置で朝を迎えるって完璧な計画。画像処理が下手なので中心部サチってるように見えちゃうけど
実は、Gain=390, Exp=300s でもサチってない。中心部をcropしてみた。ココはASI1600MC-Cool より明らかに強い
上の2枚(周辺強調と中央サチらせず)をコンポジットして、赤っぽくしてみたら、こんな感じ。ネタが強いので、好き勝手に出来る
ここまでの例、画像処理は、ダークとフラット(市街地フラットしたらフラットにならなかったので、結局 FlatAide に助けて貰って)、レベルと彩度調整をちょっとやっただけ。
画像処理がすごく楽になった。
今回は、336mm なので、1600mmとは条件が違うけど、APT でココを 0.70 -> 2.50 に緩くすることでガイドエラーによる撮影キャンセル(Abort)は減った。数回発生したけど強風だったのが原因と思う。強風だったので、大きな鏡筒は無理と思って、小型屈折を使った。
ガイド星は彗星のような形だったけど、ちゃんとガイドしてくるみたい。星のプロファイルは、まるでおうしRV型変光星...
ピンボケだけど、撮影機材はシンプルになってる。ファインダーは鏡筒の前方向が軽くなるので、バランスウェイト代わりにつけっぱにしておいた。
ASI294MC Pro の性能、圧倒的。すっげぇ。
ベランダ放置で、鼻歌まじりでテキトーに処理しただけで、ここまで出来た。
周辺像が結構アレなので、フラットナー使ってみたい... あああ、手が勝手にッッ!
いかん、また、宝くじ当てなきゃ...
日曜の夜、オフアキのテストしてみた(おかげで風邪っぽい (-_-;
日没直後の市民薄明なら短時間でいいだろうと思ってたら、そんなことなくて、180秒露出。APT の Flat Aid は優秀だけど、何度か露出して適正な明るさを求めるので、意外と時間かかる。
で、どんどん暗くなるので、こんな事に...
ASI1600MC-Cool : GRBG に対して、ASI294MC Pro : RGGB なので、そこを間違えると、『なんちゃってSAO合成』してしまう。
ベランダからで、濁った晴天だったので、比較できないけど、劇的に感度が向上した感はない。ただ、像がシャープになった気はする。
ガイド星が丸くない。結構な楕円。ガイド星に使わなかったけど、
なんじゃコリャ?に変形してるのもあった。プリズムは遠慮した位置にセットしてたけど、これをギリまでズラして確認してみよう。
こんな事書くと、順調にチャッチャカ進んでるっぽいけど、そんな事全然なくて、オフアキ難航中。APTからディザリング制御しようとすると、ガイド不良を検出しまくって、 Abort するので、全然撮影できない。
しょうがないので、急遽、1600mm -> 1200mm に難易度を下げる。けど、事象解決せず。
何か設定を間違えてる気がする... まずは、ガイド星が丸く見えて欲しいなぁ...
こんな感じで、ディザリングすると撮影できなかったので、ディザリング無しで撮影したのが最初の M27。
露出時間は、300秒。Lowest Read Noise で Gain = 390。ASI1600MC-Coolと比べて、光害のあるベランダでも長時間露出出来てる(だからと言って淡い部分が出てる訳ではない)。
ただ、ディザリング無し、フラット無しでダーク処理して16枚コンポジットしただけだけど、縮緬は出てない(目立っていない)。
結構炙ってみた。縮緬も出ないし、ディザリングしたかのように滑らか。諸々のノイズが減ってるのが影響してる気がする。
厚かましくグイグイ押し込んだらカブったので、ちょっと戻した。
星でカブりを確認しようとしたけど、よく分からない。ココは昼間調整するが吉。
で、ガイドがうまくいかないのは、ガイド側の星像に問題がある気がするので、確認してみた。ちょっと風邪っぽいし、明日は出張なので、部屋で BLANCA-70EDTを使ってテスト撮影。
BLANCA-70EDT にレデューサ付けて北極星付近でピント合わせて
カメラを回転させたけど、下側は多少改善してるけど、やっぱ変。多分、こんな感じで下側の星を使ってガイドして 伸びた像を PHD2 が移動量異常と誤認し、 APT が Abort したんだと思う。
原因切り分けで、ガイド側カメラを ASI120MM から ASI385MC に変更するも事象は同じ
以前、のりきゅう先生がオフアキのプリズムがズレてたって記事があったと思ったのでプリズムを確認したけど正常っぽい。見えない部分を確認するために外してみる。すげー小さいネジを回す。
老眼ぢゃなくても、この作業は厳しいと思う。ハズキ的なモノを装着して作業した。プリズムに異常なし。
次に怪しいのは、OAG と ガイドカメラの間に入る T2 5mm エクステンダー。こいつの加工精度が悪くてカメラが斜めになってるってのが、すっごい怪しい気がした。
ってな感じで、ココは手に負えないので、ショップにヘルプしよう...
【追記 2018/11/06 06:11】
オフアキの星像は丸くなくても、正しくガイドできるとのコメントをひでさんに頂きましたが、ショップさんからも同じ回答を頂きました。
挙動が敏感になり過ぎないようにパラメタ調整の必要があるとのことで、APT と PHD2 のログを確認して頂けるようですが、PHD2のログは "PHD2_GuideLog_YYYY-MM-DD_HHMMSS.txt" のようで、こちらは見つかったけど、APTのログがどんな名前でどこにあるか回答待ち
【追記終わり 2018/11/06 06:11】
週末晴れたら、吉無田高原でガイドスコープ使って撮影だぁ!(オフアキ無くても、とりあえず困らないので、じっくり進めよう...)
※記事確認しながら思ったけど、プリズムをガイド側へ導いてる中空の金属棒(?)が傾いてるのかも知れない。あれは片側から締める構造なので、遊びが大きいと斜めになるかも知れない...
APT で取得した ASI1600MC-Cool と ASI294MC Pro のバイアス
APT で取得した ASI1600MC-Cool と ASI294MC Pro のダーク
Unity Gain, Lowest Read Noise は、微妙に異なる
夜景で比較。1枚撮り夜景だと、目立った差はないが、解像度は 4656x3520 -> 4144x2822 と減少
ASI1600MC-Cool は乾燥剤を内部に入れている構造なので、フタを開けて掃除できるけど、ASI294MC Pro は密閉されていて乾燥剤の交換はなくなった模様。
Gain=390, Temp=0, Exp=300s のダークノイズ
Gain=390, Temp=0, Exp=300s で 16枚撮影しコンポジットしたものを炙ってみました。右側は輝星がある訳ではなく、アンプノイズです。
ダークフレームを1枚だけ使って、16枚ダークをコンポジットして作ったものを使ってダーク減算した結果を炙ってみると、こうなりました。
突如、新しいカメラを入手したのは、関係各位をびっくりさせてチビらせちゃえって訳ではなく、
見よ!5等 1万円!! ええー... 全然足りないぢゃ~ん... そうなんす、調子に乗って衝動買いした自分が一番ビックリしてます... orz
のりきゅう先生へのレスで書いちゃったので、公開します (^o^; 勘違いしてドーム建てろって話が来ても困るので (^o^;
読めない漢字が書いてあるけど、なんとなく、何度か見かけた箱のような気がする...
ガイドカメラは、ASI120㎜みたいなバックフォーカスが 12.5mm のカメラは T2 5mm エクステンダー(OAGに付属)を介して接続する。ASI385MC も 12.5mm。
ASI1600MM(非冷却)だと、17.5mm なので、この場合、T2 5mm エクステンダーを使用せずに直結でいいらしい。
ASI290MM mini, ASI174MM mini だと、miniカメラ付属の1.25インチ エクステンダーを付けて、OAG付属の1.25インチホルダーで接続になるらしい。
撮影カメラは ASI294MC Pro や ASI1600MC Pro などの冷却カメラは、カメラ付属の11mm リングと 21mm エクステンダーを付けて、M42 アダプター(3箇所切り欠きのあるパーツ)で接続になる。
ZWO EFW(電動フィルターホイール) の厚みは 20mm で、 EFWに付属する T2-T2 アダプタが 2mm なので、21mm エクステンダーを EFW に置換できる。EFW は撮影カメラと直結され、T2-T2 アダプタ と 11mmリングを介して OAG に接続される。
撮影に ASI294MC Pro、ガイドに ASI120MM を使用する場合は、こうなる。対物側には、延長筒やレデューサ、コマコレクターを接続するが、M42 か M48 用のリング(どちらも OAG付属。上の写真の右下にあるもの)を利用する。
ガイドカメラ用のプリズムで撮影カメラがケラれないように取り付ける。ASI071MC Pro だと結構シビアになるのかも知れない。
カメラに付属するスペーサーを利用すると微調整ができる。スペーサーは M42 アダプターと 21mm エクステンダーの間に挟み込んだ。
240mmガイドスコープだと、親子亀ではなく兄弟亀みたいな事になってたけど、オフアキの方が、ずっとスッキリした。
ガイドガメラのスグ下にあるネジを緩めると、プリズム位置は固定のままで、ガイドカメラ位置を調整できる。
撮影カメラで合焦させた状態で、ガイドカメラをスライドさせて合焦する位置を捜してネジで固定する。
バーダー MPCC コマコレを M42 で接続し、BKP200で合焦した。
リッチークレチアン用 x0.75 レデューサ・フラットナを付けた状態。
GS-200RC をレデューサ使用時は、この位置で合焦した。
レデューサ無しは、2インチ延長筒を使って、この位置で合焦。M90で調整すればいいのだろうけど。
雲の合間に星が見えたので、向けたら、どこか分からないけど星が写った。
コマコレを付けた状態で一体化した。撮影鏡筒に合わせて、コマコレをレデューサ等に変更するだけで、それ以外の部分は、何もしなくて利用できる。フィルターはコマコレ等の前に付ける事もできる(11mmリングの内部に1.25インチなら設置できるが、F4だとケラれる)。
そのまま機材トランクに収納した状態。ガッチリしているので、この状態で持ち運びできそう。
ガイドスコープが無くなっただけで、かなりスッキリした。明日夜、晴れたら少し実写で確認してみたい。
撮影カメラとガイドカメラの合焦位置を探るのは夜景だと難しい。日中遠景でやった方が楽(どこが見えてるか分かりやすい)
ASI294MC Pro と ASI385MC の組み合わせ。
ASI385MC を ASI120MM に交換しても合焦しているので、これで良さそう。オフアキのイモネジで固定。
コンデジの最大望遠で撮影場所を写してみた。こんな感じでガイドカメラはOAGにねじ込んで止まった角度で撮影カメラとの間に角度のズレが生じる。
昨夜、気が付いたら快晴だったけど、平日から無茶できないので、グッと我慢するリーマンしてたけど、今夜は晴れるかな?とベランダ設置。
で、たまに晴れ間もあるけど、天気予報的には「くもり」だな、これ。
こんな時にやってみようと思ってた APT の "CCD Flats Aid" を試してみた。
"CCD Flats Aid" は、マニュアルから抜粋すると、
『CCDフラットエイドは、CCDカメラでフラットフレームを作る際に、適切な露出時間を決定するのに役立ちます。この補助機能は、一度にいくつかのフィルタを評価し、検出された露出時間でフィルタごとに別々のラインで撮影プランを自動的に作成するような高度な機能を提供します。内蔵されたロジックは、最適な露出時間を求めるために使用する露出回数を最小限に抑えます。』
適切なフラットの露出時間を見つけてくれる機能って事。フラットって、うまくいかない事が多いので、適切なフラットってどのくらいの明るさなの?ってのを確認してみようって魂胆。
適切なフラットは、 ADU (ナニこれ?)が 20000 くらいって事っぽい(初期値)。
「ADUとは、Analog to Digital Unitの頭文字をとったもので、CCDのピクセルに
溜まった電子の量をデジタル量に変換する際に、電子何個分を1カウントに
とるかという係数である。」らしい(結局良く分からない)。
"CCD Flats Aid" は撮影結果の ADU を求め指定値(20000)を中心とした指定した許容幅(5%)に入るように露出時間を増減して数回撮影を繰り返す。
やってみて分かったのは、 ADU 20000 ってのは、かなーり明るいってこと。多分、にゃあさんがベランダで撮影すると、このくらいなんぢゃない?って、これまた良く分からない例えだな (^o^; 「市街地で、曇り空」級の明るさなので、「天文薄明」ではなくて「市民薄明」くらいに明るい。
"CCD Flats Aid" で求めた露出時間(131.25s) で撮影してコンポジットしたもの。レンズなどについたゴミ(大小のマダラ)がハッキリ分かる。
フラット処理しないのがコレ。フラットの影の部分が少し黒くなっているのが分かる。
フラット -> 未処理 -> 処理直後 -> 処理後調整 をゴミの部分だけ切り取ってみた。
フラット -> 未処理 -> 処理直後 -> 処理後調整 確かにフラット(平坦)になってる。半音低い訳ではない(?)
これまで「暗すぎるフラット」を使ってたのでフラット処理時に、ガンマとオフセットしてたのを思い出して、ガンマ=1、オフセット=0% に戻して処理したら、かなり消えてました。適切なフラットを使う場合は、デフォルトが良さそうです。
※結論: APT の "CCD Flats Aid" は素晴らしい!
※合ったフラットってのは、思ってたより、ずっと明るい。なるほど、こんなに明るいなら何か光源を使うってのもアリかも知れない。ただ、文字通りフラットな光源があれば...
なければ、光害のある方向へ向けると比較的短時間で良さそう。
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